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Ryzen 7000/5000が最大1万円前後の値下がり、Ryzen 9000は品薄の上位モデルが再入荷 【画像】3月に記録した「Ryzen 7 7800X3D」の過去最安値48,380円(3月23日撮影) 　Ryzenが7000/5000シリーズを中心に幅広く値下がり。前回比1万円前後下落したモデルも複数見られる。 　まず、Ryzen 7000は全モデルが2,000～10,000円の急落。最上位の「Ryzen 9 7950X3D」が8,680円安の99,800円、「7900」が8,000円安の65,980円、「Ryzen 7 7800X3D」が10,000円安の69,800円などとなっている。ただし、調査時点で値下げを実施していないショップもあり、平均価格の動きは最安値と比べて半分程度に留まった。 　ところで、Ryzenは繰り返される乱高下のため、直近の数字だけでは本当に安くなったのか分かりにくい。 　参考までに、人気の高い「Ryzen 7 7800X3D」の価格推移を追うと、2023年4月に71,800円で発売。徐々に下がって同7月に64,980円、11月に56,480円、12月末に49,978円と5万円を切った。2024年に入って上下が激しくなるが、3月23日に過去最安の48,380円を記録。その翌週から5～6万円台が続き、8月には7万円台に急騰という流れだ。 　Ryzen 8000G/Fは、「Ryzen 5 8600G」が3,400円安の34,580円に下落。最新世代のRyzen 9000も、小幅ながら「Ryzen 5 9600X」が1,380円安の52,800円となった。前回品切れしていた「Ryzen 9 9900X」は、以前と同じ88,800円で一部に再入荷している。 　Ryzen 5000は、「Ryzen 7 5700X3D」が6,180円安の36,800円、「5700X」が10,300円安の23,980円、「5600」が4,400円安の19,800円など。GPU搭載の「Ryzen 5 5500GT」も3,310円安の18,670円に下がった。 　なお、「Ryzen 7 5700」だけは7,752円高の24,552円と上昇。これは一部ショップの特売品(16,800円)が品切れになったためで、平均では1,738円(6.3％)下落している。 　このほか、高性能ワークステーション向けのRyzen Threadripper PROも上位2モデルが下落。「7995WX」が160,210円安の1,757,790円、「7985WX」が141,300円安の1,256,700円となった。そのほかのThreadripperは動きがない。 □Xeon W-3500が販売開始 　Intelは、Xeon W-3500の一部が販売開始。出回り始めたのは32コア64スレッドの「w7-3565X」(基本2.5GHz/最大4.8GHz)で、価格は500,800円だ。 　デスクトップPC向けでは、「Core i9-14900K」が3,000円安の86,800円、「14900KF」が3,300円安の85,980円など、第14世代の一部が値下がり。低消費電力版の「14900T」も2,000円安の88,980円に下がっている。