今年こそやめる! ついやってしまう4つの”ムダ”な節約
昨年1年間、みなさんは継続して実践できた節約術はありましたか? 「節約は地道にコツコツと」と自分に言い聞かせて続けてはいるものの、あらためて1年間の支出額を振り返ってみると「思っていたような成果が出なかったな…」という方も中にはいるかもしれません。 というのも、多くの方が実践する節約術の中には、やり方を間違えると逆効果になってしまったり無駄遣いにつながってしまったりするものもあるからです。 節約の成果が伸び悩んでしまったという方は、本記事で紹介する4つの節約術の中に、現状を見直すヒントが見つかるかもしれません。自分の状況と照らし合わせながら確認してみてくださいね。
① 「〇円以上購入で送料無料」を満たそうとする
1つ目は、「〇円以上購入で送料無料」を満たそうとする節約術です。昨年来、新型コロナウイルスの感染拡大の影響もあり、ネットショッピングを利用する機会が増えた方も多いのではないでしょうか。 ネットショッピングでは送料がかかることがありますが、ショップやサイトごとに「〇円以上購入で送料無料」といった無料条件を設けているのをよく見かけるかと思います。そんなとき、送料無料の条件を満たすために、“ついでに”いろいろな商品をカートに入れてしまうという方はいませんか? 1度にまとめて購入し、送料無料にしたほうが一見お得に見えますが、無料条件を満たすために本来買う予定がなかったものまで購入しようとしている場合は、それは節約ではなく無駄遣いになっているかもしれません。 送料無料の条件を意識してネットショッピングをしているという方は、カートに入っている商品が自分にとって本当に必要かどうかを、支払い前にもう一度チェックしてみましょう。
② 「〇個で△円!」商品を購入する
2つ目は、「〇個で△円!」と記載されている商品をまとめ買いする節約術です。食品や日用品などさまざまな場面で目にする「3個で1,000円!」というような文字。とくに年末年始のバーゲン品は、このような売り出し方が多くなります。 特定の個数を購入したときにだけ、1個あたりの単価が安くなるので、3個買いに来たわけじゃなくても「お得だし、まぁいいか」と、つい3個の商品を買い物かごに入れてしまってはいませんか? 一見立派な節約術のようにも思えますが、まとめ買いすることが必ずしもお得とは限りません。 もし「3個で1,000円!」につられて必要以上の量を購入してしまうと、食品だと使い切れなくて痛みや味落ちの原因になりますし、日用品は家にストックがあり過ぎると必要な時に必要なモノが見つからず、結局また購入してしまう…なんてことも。 「〇個で△円!」という売り出し方をしているからといって、必ずしもその個数を購入する必要はありません。無駄なく自分が必要な個数分だけの購入を心がけましょう。