Steamでの2023年の早期アクセス、そして2024年4月の正式リリース以来、約1,200件の「圧倒的に好評」ユーザーレビューを得ている冒険者ギルド運営シミュレーションゲーム『Our Adventurer Guild』。 【画像全19枚】

本ゲームについては過去に「何故か日本からの注目度が高い」と制作者が困惑する場面も見られましたが、2024年12月9日のVer1.5アップデートでついに日本語が追加されました。

そこで本記事では、日本語化された本作の序盤のプレイレポートをお届けします。

冒険者を集め、友人から譲られた冒険者ギルドを再建せよ

（写真：Game*Spark）

プレイヤー宛に、1枚の手紙が届くことから本作の物語は始まります。それは親友が亡くなったこと、そして親友が運営していた冒険者ギルドを引き継いでほしい……ということを告げる手紙でした。

（写真：Game*Spark）

冒険者ギルドと言えば、「この素晴らしい世界に祝福を！」や「ゴブリンスレイヤー」、「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているのだろうか」といったファンタジー作品でもお馴染みの、冒険者をバックアップする施設です。SF作家であり、「ロードス島戦記」『ソード・ワールド』などの初期の国産ファンタジー作品に関わった故・山本弘氏は「冒険者の店（冒険者ギルド）はSNE（同氏の所属していたゲーム制作集団）の発明だからね」と仰られていましたが、実際のところはそれ以前の海外ファンタジーやTRPGにも「宿屋兼酒場兼冒険の斡旋」を行うような施設は数多く登場しており、そういった施設の役割を「冒険者ギルド」として国内外でほぼ同時期に呼ぶようになったのではないか……と個人的には推測しています。

（写真：Game*Spark）

そんな冒険者ギルド議論はともかく、実際のゲーム内容を見ていくことにしましょう。本作は「冒険者ギルド運営シミュレーション」の名の通り、施設内に冒険者を集め、請けられる様々な仕事を冒険者に割り振ってこなしていき、ギルドの名声を高めていくことが目的です。

（写真：Game*Spark）

冒険者は酒場で雇うことができます。それぞれ冒険者は個性的な特性を持っているので、その特性や能力値を見極めて雇用しましょう。