「アーセナルはセットピースFCだ」の声は賞賛か揶揄か フラム戦でまたしてもコーナーから得点、3つの記録を更新
セットプレイからの得点が止まらない
アーセナルはプレミアリーグ第15節のフラム戦を1-1のドローに終えた。前半にカウンターから失点したが、同点弾をもたらしたのはまたしてもコーナーキックからだ。52分、コーナーキックの折り返しをウィリアム・サリバがタップし、ネットを揺らした。 [動画]またしてもコーナーキックからの一発! アーセナルのセットプレイからの得点止まらない 英『talkSPORT』によれば、ファンは「Set piece again ole ole’」とチャントを歌い、「Set Piece FC」「Corner FC」というワードがトレンド入りしたという。アーセナルはこのゴールで3つの記録を更新している。 1つは、昨季開始以来23ゴール目がコーナーキックから決まったこと。これは他のどのチームよりも8得点上回る。 2つ目は、今年に入ってからのPKを除いたセットプレイからのゴールが20得点に達したこと。これは2009年に達成した記録と同じだが、今季のチームにはあと3試合残されており、記録更新の可能性がある。 3つ目は、今季のリーグ戦でセットプレイから10回以上のビッグチャンスを作った、欧州5大リーグで最初のチームとなったことだという。 セットプレイコーチのニコラ・ジョバーには契約延長の話もあるようで、アーセナルのセットプレイは明らかな脅威となっている。一方で流れの中から得点できていないのは気になり、「セットピースFC」という呼び名には揶揄の意味合いが入っている気もするが、アーセナルは今季、この記録をどこまで伸ばすことができるだろうか。
構成/ザ・ワールド編集部