夏の長野県知事選 金井忠一さんが立候補を正式表明
7月に告示される長野県知事選挙に、元上田市議の金井忠一さんが正式に立候補を表明しました。 一方、阿部知事は取材に、「出来るだけ早く意思決定したい」と述べました。 金井忠一さん 「国の方ばかり向いた冷たい官僚県政から県民に寄り添う県政をめざしたい」 阿部知事の県政運営をこう批判した金井さんは上田市職員を経て、上田市議を5期務めました。 阿部知事との一騎打ちだった4年前の知事選では落選しています。 前回に続いて共産党県委員会や県労連などでつくる政治団体が擁立しました。 金井忠一さん 「一度選挙を経験したのはいいことでございまして、色んなことがよくわかります。 ですから2度目はですねバージョンアップして戦えるなあ」 国へ消費減税を求めることのほか、学校のトイレを洋式に変えたり給食費の無償化を訴えると述べました。 また、事故が相次いでいるリニア中央新幹線の工事について、いったん中止して事業そのものの必要性から検証し直すべきだと訴えました。 知事選は7月21日に告示、8月7日に投開票されます。 立候補の表明は金井さんが初めてです。 一方、現在3期目の阿部知事は… 阿部知事 「色々な方々から立候補に向けてのご要請も頂いていますので。できるだけですね早く意思決定できるように考えていきたいなと思っています」 阿部知事は前回、前々回とも投開票までおよそ3カ月となった5月9日に立候補を表明しています。