カニ給食は「特別」 加賀・橋立の児童生徒がコウバコ堪能
加賀市橋立小中の給食で11日、橋立漁港で水揚げされたコウバコガニが全児童生徒136人に1匹ずつ振る舞われた。今年は昨年に比べて大きめで、子どもたちは慣れた手つきで身やみそを取り出し、地元ならではの旬の味を堪能した。 県漁協加賀支所底引き網実行組合が200匹を提供した。調理に協力した橋立魚商組合長の橋本靖司さん(56)ら3人が11年目を迎えた取り組みを紹介し、「将来、橋立に誇りを持てるよう今年の大きくて立派なカニを味わってほしい」と呼び掛けた。 自宅でもよくカニを食べているという6年の銭丸京汰さん(12)は「給食に出てくるカニも特別な感じがしておいしい」と話した。