山本耕史も子ども時代の芦田を回想「あのしっかりぶりは奇跡的」

初日舞台あいさつに参加した芦田愛菜【写真：ENCOUNT編集部】

　俳優の芦田愛菜が13日、都内で行われた映画『はたらく細胞』初日舞台あいさつに阿部サダヲと共に登壇。高いヒールを履いた芦田に阿部は感慨深い表情を浮かべていた。イベントには、永野芽郁、佐藤健、山本耕史、武内英樹監督も出席した。 【写真】大人なヒール姿で登場　芦田愛菜の全身ショット 　本作は、フランスの新聞「ル・モンド」が選ぶ「この夏推薦する図書リスト」に選出されるなど、国内外で注目を集める清水茜の同名人気漫画を、『翔んで埼玉』シリーズや『テルマエ・ロマエ』シリーズなどを手掛けた武内英樹監督が実写映画化。細胞を擬人化し、体内で活動する姿を、豪快なアクションなどを交えて壮大なエンターテインメントとして表現している。 　芦田は、阿部演じる不摂生な中年男性・漆崎茂の娘で、真面目で規則正しい生活を送る高校生の漆崎日胡を演じている。芦田と阿部は、連続ドラマ『マルモのおきて』で共演して以来、約10年ぶりの再会となったが、阿部は「芝居をしたのは10年ぐらい前だよね。本当に久しぶりでした」と懐かしそうな顔を見せると、芦田も「私も久しぶりに共演できてうれしかった。この映画の阿部さんは面白い部分は面白く、シリアスな部分はシリアス。ギャップを間近で見ることができてうれしいです」と阿部の演技を称える。 　すると阿部は芦田の今日の衣装を見て「こんな高いヒールを履くようになったんだとびっくりしています。（『マルモのおきて』のときは）走り回って転んでばっかりいたのに……」と話すと、芦田は照れくさそうに笑顔を見せていた。 　その後も、子ども時代の芦田と共演したことがあるという佐藤や山本から「当時5歳ぐらいだったけれど、本当にしっかりしていた」と称賛を受けた芦田。特に山本は「うちの子が5歳のときを通過しているので、あのしっかりぶりは奇跡的でしたよ」と大絶賛していた。