山口大の学生8人感染 新型コロナ、21日の入試「学校推薦型選抜2」は実施
山口大は18日夜、同日までに山口市の吉田と宇部市の常盤の両キャンパスの学生計8人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県によると、いずれも飲食店で複数人で会食したことなどが原因という。 【グラフ】山口県の新型コロナウイルス感染者数と医療提供状況 8人の感染を受け、同大の松野浩嗣教育学生担当副学長は同日、全学生にグループでの飲食の自粛やマスクの適切な着用を電子メールで指示した。いずれも学外で感染したことを保健所と確認済みで、濃厚接触者は既に自宅待機している。このため授業は一部をオンライン化するにとどめ、対面授業を続けている。 21日に宇部市の小串を含む全3キャンパスで予定する入試「学校推薦型選抜2」については、感染対策を徹底した上で計画通り実施する。田中裕子広報室長は「今後の一般選抜も含めて試験室や控室の消毒、換気など感染防止策を徹底する。安心して受験してほしい」と呼び掛けている。
中国新聞社