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平成バブルと逆…コロナ禍で最初に崩壊するのが「銀行」なワケ

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幻冬舎ゴールドオンライン

新型コロナウイルスの感染拡大によって景気後退が叫ばれ、先行き不透明感が増すなか、日本経済はどうなるか、不動産はどう動くのかに注目が集まっている。本連載は、多くの現場に立ち会ってきた「不動産のプロ」である牧野知弘氏の著書『業界だけが知っている「家・土地」バブル崩壊』(祥伝社新書)より一部を抜粋し、不動産の現状と近未来を明らかにする。

バブル時代の象徴「ダンシング・ヒーロー」

2017年暮れ、テレビ各局の年末特番に懐かしい曲が流れました。荻野目洋子さんの1985年から86年にかけての大ヒット曲「ダンシング・ヒーロー」です。荻野目洋子さんといえば、女優の荻野目慶子さんの妹で、お姉さんがしっとりとした女性らしい演技で人気があったのに対して、どちらかといえばボーイッシュな顔立ちでテンポのよいリズミカルな「ダンシング・ヒーロー」を歌って一躍スターダムに上った平成バブル時代を象徴する歌手の一人です。 それよりもなによりも視聴者の目を釘づけにしたのが、荻野目洋子さんのバックで踊る大阪府立登美丘高等学校ダンス部の、びっくりするいでたちとその切れ味鋭いダンスでした。 彼女たちは全員が平成バブル時に大流行した「ワンレングス」のロングヘアー。原色系のど派手なボディコンのスーツにミニのタイトスカート。眉を強調したかなり濃いめの化粧とどこか男を挑発するような表情。どこから見ても平成バブル時のディスコで踊っていた女の子たちの衣装そのものです。 このダンスは同校のコーチであるakaneさんが考案した「バブリーダンス」というダンスで2017年夏、横浜で開催された高校ダンス部選手権で披露され見事準優勝に輝いたものです。この様子が英文ニュースサイト「Japan Forward」で話題となり、米国の人気ネット・タレント番組からも招待を受けるに至ってブレイクしました。 こうした現象は各方面で面白おかしく取り上げられ、最近の株式や不動産の値上がりと結びつけて「バブル再来」が語られるようになりました。 当時、彼女たちのような女の子たちが集まったディスコの殿堂といえばジュリアナ東京ですが、今回のアベノミクスによる好景気でジュリアナ東京が復活し、株価も日経平均3万円を超えてどんどん伸びるといった楽観的な観測までが、ちらほら聞こえるようになりました。 かつてのジュリアナのような現象が本当に再来するかはともかくとして、今回の好景気を仮にバブルだとすれば、このバブルが崩壊するときに平成バブルの崩壊と同じような過程をたどるのでしょうか。それとも異なる崩壊の仕方をするのでしょうか。

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