楽天ファン感謝祭、過去最多2万4854人来場 田中将大は決意「とにかく来年1軍の舞台に立てるように」
楽天は23日、仙台市の本拠地・楽天モバイルパーク宮城で「楽天イーグルスファン感謝祭2024」を開催した。今年は球団創設20周年を記念した「犬鷲成人式~おかげさまで20鷲年~」がテーマで、過去最多の動員となる2万4854人のファンが来場した。 午前中はグラウンドの外でさまざまなイベントが行われ、午前10時30分からは球場正面ステージなどで球団創設20周年の記念とファンへの感謝として「犬鷲軍団 散餅の儀」を実施。田中将や浅村、則本らチームの中心選手がお餅をまき、田中将は「今年、僕自身は本当に何もできなかったので、とにかく来年1軍の舞台に立てるように頑張っていきます。皆さんから応援したいと思っていただけるように頑張ります」と決意を語った。 午後は選手による障害物競走やクイズ大会などグラウンド内の催し物が続いた。場内を盛り上げたのは古謝ら7人のルーキーがアイドルに扮(ふん)して行ったパフォーマンス。カラフルな衣装に身を包んで「フルーツジッパー」の「私の一番可愛いところ」にあわせたダンスには「かわいい!」という声と拍手が送られ、古謝は「最初で最後ですけど、一番いいパフォーマンスができた」と振り返った。 最後に選手会長の田中和が選手を代表してあいさつ。1年間の声援を感謝した上で、「来シーズンはこのファン感謝祭を優勝報告会と名前を改めてできるように、東北一丸となって頑張っていきましょう」と来場したファンに呼びかけた。
中日スポーツ