小池都知事が定例会見9月24日(全文1)一言で言うと、もうひと踏ん張り
東京都の小池百合子知事は24日午後、都庁で定例記者会見を行った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「東京都・小池知事が定例会見(2021年9月24日)」に対応しております。 【動画】東京都・小池知事が定例会見(2021年9月24日) ◇ ◇
新規陽性者数さらに減少させる必要あり
東京新聞:小池知事、定例記者会見を始めます。冒頭、知事お願いします。 小池:よろしくお願いします。今日は2件お伝えします。まずコロナでありますけれども、今日、先ほど午前中にモニタリング会議を開催いたしました。そこでの分析は感染状況、医療提供体制ともに変わらず、最高レベルの赤がともし続けられました。先生方から感染防止対策やワクチン接種の推進、そして新規陽性者数、さらに減少させる必要あり、とのご指摘をいただいています。感染に影響を及ぼすとされております夜間滞留人口なんですけれども、一定程度低い水準で抑えられていること、これは、また一方で都民の皆さまや事業者の皆さま方ご協力いただき、ワクチン接種の進捗などの成果、これらが感染状況に現れてきているというものであります。 ただ、入院患者数についてはですね、第3波のあとの底となった3月ですけども、そのときの最低数が1250人でありまして、これを大きく上回る2046人となっているわけでございます。重症者数は第3波のピークである1月の160人と大体同じ程度の146人にとどまっているということで、いまだ高い水準にあるわけであります。 そして何よりも、今も緊急事態宣言の期間中だということです。新規陽性者をもう一段抑え込んでいくと。そのためにここで気を緩めないで、人の流れも抑えて、人と人との接触を徹底的に減らすと、そして基本的な感染防止対策を徹底すると。一言で言うと、もうひと踏ん張りというところでありましょうか。
接種後も油断しないでいただきたい
そして都民の皆さま方へは、今日も西田先生、いつも人流の分析をしていただいておりますけれども、先日の3連休がありました、土、日、月。この間の繁華街の滞留人口が増加することなく横ばいの状況にあると。で、シルバーウイークの後半でも引き続きの外出自粛、明日から土日に入るわけですけれどもこの点もご協力をお願いいたします。いずれにしましても、基本的な感染防止対策を徹底する、コロナを家庭や職場などに持ち込まない、そしてワクチンが終わった方、2回もすでに接種したという方でもどうぞこの基本的な部分はお守りいただき、油断をしないでいただきたいというふうにお願いいたします。 それから事業者の皆さま方ですが、シルバーウイークの連休が終わりまして、わーっと出勤者が急に増えるということがないようにですね、計画的なテレワークなどによって出勤者数3割を徹底していただきたいということです。オフピーク通勤、フレックスタイムなどなどいろいろな方法がございます。個々の従業員のライフキャリアに応じたフレキシブルなワーク、仕事、柔軟な仕事の仕方を進めるなど、出勤抑制へのご協力は引き続きお願いを申し上げます。 それからワクチンの接種状況につきましては、これ毎日東京都のホームページからも確認ができますけれども、12歳以上の都民、2番めの濃い緑のライン、横棒がそうなりますが、12歳以上の都民で一回目の接種を終えた方が、これはVRSのデータに基づくものでありますけれども7割を超えました。71.1%。で、2回目の接種も終えたという方々が約6割、59.2%となっております。で、都でも各区市町村、そして職域などで行われておりますが、都の大規模接種会場、各地にございます。ここ都庁の北と南の展望室、それから多摩地域では立川北ワクチン接種センターがございます。そこで今申し上げた都庁の南北と立川と、こちらで新たに12歳から15歳までの方を対象とする接種をはじめまして、こちらは今日から予約の開始をいたします。12歳から15歳ということであります。15歳以上の、特に受験生の皆さんにはすでにご案内をさせていただいておりますので、だんだん年齢が下がってくるわけでありますが、ワクチンの接種をお受けいただきたいと思います。