９月１６日は敬老の日です。 「いつまでも元気で」という思いを込めてー 高齢の家族に贈りたいアイテムを、鹿児島市のデパートや商業施設で探してきました。 街行く人に聞きました。「敬老の日の贈り物」と言えば？ 「えー、思いつかないですね」 「難しいです・・・」 「贈り物・・・お花とか」 「特にはないですね。顔を見せるぐらい」 なかなかイメージが湧きにくい敬老の日の贈り物。 では実際にどんなアイテムがあるのか、鹿児島市のデパートで探してみました。 まずは山形屋。 使い込むほどに馴染んでいく肌触りが特徴のシェニール織製コーナー。 おすすめは、吸水性抜群のミニハンカチ。 そしてショルダーバッグです。 山形屋　服飾雑貨統括部・稲留友美販売リーダー 「荷物を軽くしてウォーキングしたりとか、お出かけの時に長財布もしっかり入るし、両手が開いて使えるのでおすすめ」 「財布や携帯電話を入れると膨らむので小さ目のハンカチを入れるとより良い」 外出のお供として人気のスカーフ。 スカーフリングを使うと首元がさらにオシャレに彩られます。 山形屋　服飾雑貨統括部・稲留友美販売リーダー 「このスカーフリングを通していただいて、開いている所のサイドを左右に引っ張ると、また感じが違ってくる。横にしてもオシャレにできる」 強い日差しが続く中、日傘も高齢者の外出をサポートするアイテムとなっています。 最近は男性用の日傘のデザインも多様となり、引き合いも増えているということです。 続いて訪れたのは、マルヤガーデンズ。 かわいらしい陶器が並ぶこちらの店舗のおすすめは、マグカップです。 田中慎介記者 「この独特の形状の取っ手は、人間工学に基づいてデザインされたもので、弱い握力でも持ちやすくなっています。実際かなり軽く感じます」 握力があまり強くない高齢者でも扱いやすいユニークな商品です。 ３階にある鹿児島ロフト。店長が紹介するのは高齢者の気軽な外出をサポートする水筒です。 マルヤガーデンズ鹿児島ロフト・綾利之店長 「見ての通りかなり小型サイズですので、ちょっと疲れた時に一口二口飲むのにはちょうどいいサイズ」 「持ち運びが負担にならないサイズなので、すごく使いやすいです」 高齢者の健康づくりを見据え、ご飯をよりおいしく食べてもらうためのコーナーも設置されています。 マルヤガーデンズ鹿児島ロフト・綾利之店長 「食べて栄養を取らないと病気になるので、敬老の日にこれからも健康で、という意味合いも含めていいのでは」 最後に案内してもらったのはメッセージカードのコーナーです。 開くと立体になったり、メロディーが流れたり。メッセージカードも進化しています。 マルヤガーデンズ鹿児島ロフト・綾利之店長 「カードというよりそこに書かれた言葉が代えがたいプレゼント。贈り物と添える感じで使ってもらえたら」 普段、なかなか口に出せない言葉や思いが書き込まれたメッセージカード。 もしかしたら敬老の日の最高の贈り物になるかもしれません。