アニメ『呪術廻戦』ED映像をメイドロボが“踊ってみた” 『僕とロボコ』原作者が1人で作画した公式コラボ
『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載中のパロディギャグ漫画『僕とロボコ』と『呪術廻戦』のコラボPVがYouTubeで公開。 【壁バーン!まで再現】『呪術廻戦』映像の公式パロディ(画像6点) 作中に登場するドジっ娘メイドロボット・ロボコが、アニメ『呪術廻戦』のダンスが印象的なEDを、踊ってみたと称して再現する映像となっている。 今回のコラボは、以前から『呪術廻戦』への愛を『僕とロボコ』公式Twitterを通して熱烈にアピールしていたことから実現。『僕とロボコ』2巻の発売記念コラボPVになっており、原作者・宮崎周平さんが原画から特殊効果まで1人で手がけている。 なお、原画アニメーションのためカクカクしているが、その点がまたいい味を出しており、クオリティが非常に高いパロディだ。
『少年ジャンプ』のパロディギャグ漫画『僕とロボコ』
2020年7月から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された漫画『僕とロボコ』。 近未来の世界を舞台に、心優しい少年・ボンドと、想定外で規格外のドジっ娘メイドロボ・ロボコが織りなす奇妙な日常が描かれたギャグ漫画として注目を集めている。 また、作中の随所に見られる他作品のパロディも見どころの1つだ。 今回は漫画から飛び出してのパロディとなったが、その反響は大きく、公開されたPVは1日たたずして22万回以上の再生を記録。記事執筆時点では50万回に迫る勢いだ。
漫画から飛び出すロボコのドジっぷり
極め付きは、Twitterでのロボコのドジっぷりである。 ハッシュタグの表記ミスや、楽曲提供で協力してくれたALIによるEDテーマ「LOST IN PARADISE feat. AKLO」のタイトルの綴り間違える一幕も。 しかしそんな彼女のドジっぷりから、ふざけているがどこか憎めないキャラの人気が垣間見えてもいる。わざとなのかガチなのかわかりづらいところがまた面白い。
連載もアニメも好調の『呪術廻戦』
一方の『呪術廻戦』は、芥見下々さんによって『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載されている漫画。 ある事件に巻き込まれ、強大な力を持つ呪いの「両面宿儺(りょうめんすくな)」と肉体を共有することになってしまった主人公・虎杖悠仁が、呪術師として人の負の感情から生まれる呪いたちとの戦いに身を投じていく。 2020年10月からは『ドロヘドロ』や『進撃の巨人』を手がけるスタジオ・MAPPA制作でアニメ化。「術式」や「領域展開」といったワクワクする設定や魅力的なキャラクターたち、呪いに紐づいた内面描写などが人気を博している。現在は第2期が放送中だ。 加えて、ハイクオリティな作画や撮影処理が生む演出は圧巻。本編の幕開けと幕引きをつかさどるOPとEDも、楽曲とアニメーションがシンクロした映像で、放送直後から話題を呼んでいる。 今回『僕とロボコ』とのコラボでパロディの元となったのは、第1期のED映像。キャラクターの軽快なダンスと日常が描かれる。絵コンテ・演出を長添雅嗣さん、作画は『映像研には手を出すな!』で絵コンテ・演出・作画監督などを担当した五十嵐祐貴さんが、1人で手がけている。
あいざわなみ