重体の41歳男性 警察から注意も店の20代女性に何度もSNSやストーカー行為 すすきのガールズバー爆発火災
HTB北海道ニュース
「高級シャンパンいただきました~。ありがとピョンピョン」 26日に爆発火災があった札幌すすきののガールズバー。 現住建造物等放火の疑いがもたれている41歳の男性のSNSに4年ほど前に投稿されたもので、バニーガールたちがこの男性とみられる名前を呼んでいます。 段木涼太アナウンサー: 「いま黄色い規制線が張られています。あたりには焦げ臭いにおいが立ち込めています」。 札幌・すすきのの雑居ビルに入るガールズバーで起きた爆発火災。男女4人が搬送され、警察は意識不明の重体となっている41歳の男性が店内でガソリンのような液体に着火したとみて捜査しています。 男性は、やけどをして搬送された20代の女性従業員の元交際相手でした。 本間壮惟記者: 「現場周辺では火をつけた男性のものとみられる車が見つかっていたことが捜査関係者への取材で新たにわかりました。男性は車でガソリンのような液体を運んだとみられています」。 男性は26日の午後3時9分、SNSに犯行予告ともとれるこんな投稿をしていました。 41歳男性のSNS: 「楽しいことするよ」 男性はこの直後、女性従業員3人と男性客2人がいたガールズバーに入りバケツに入ったガソリンのような液体を撒いて、ライターで火をつけたとみられています。消防に通報があったのは男性の投稿から9分後の午後3時18分でした。 交際関係のもつれから事件に発展した可能性があるこの事件。警察によりますと、従業員の20代の女性は今月7日にすすきの交番を訪れ、「彼氏と別れ話で揉めた」と相談。警察は翌日、男性と同居している家から女性を避難させ、男性に対し女性に近付かないよう口頭で注意しました。 この日、男性はSNSにこのようにつぶやいていました。 41歳男性のSNS: 「警察来やがった」 関係者によると、男性は警察から注意を受けた後も何度も女性にSNSで連絡をしたり、家の前まで付きまとったりするストーカー行為をしていたということです。また、男性はSNS上で自殺をほのめかす他人の投稿に共感するような返信をしていました。 SNSの投稿: 「死にたいって言える相手がいなくて死にたい」 41歳男性のSNS投稿: 「おれも」 なぜ男性は女性が勤務する店に火をつけたのか。警察は関係者への聞き取りなどを進め事件の詳細を調べています。
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