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チョー面白いチョウの世界 民俗村内で撮影、74種展示【岩手】

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岩手日日新聞社

 北上市立花のみちのく民俗村で「ちょうおもしろい写真展」が開かれている。同村内で撮影された多種多様なチョウの鮮やかな写真が並び、来場者を「チョウの世界」へといざなっている。9月30日まで。  写真はほぼ全て、同村管理運営事業部総務課長の高橋礁さん(57)が撮影。村内の業務を通じ3、4年間かけて撮ったチョウ5科69種類、ガ5種類の計74種類を展示した。  地域によって絶滅が危惧されているが、同村ではよく見掛ける国チョウ「オオムラサキ」をはじめ、春に見掛けるが撮るのが至難の業という「ヒメギフチョウ」、同村内でもめったに見られない「ミスジチョウ」「エゾミドリシジミ」「ゴイシシジミ」などの貴重な一こまが並ぶ。  写真をよく見るとオオムラサキの色は雄が青と黄、雌が黄と茶が基調。春は茶色系、夏は黒っぽい「サカハチョウ」など、雌雄や季節、個体によっても形や色が違うことが確認できる。羽化したての頃は見事な色合いだが、鱗粉(りんぷん)が風雨などで剥がれ落ちることも見て取れる。  「昆虫の宝庫」とされる同村だが、高橋さんも「これほどいるとは思わなかった」と驚く。年に1度見れるか否かの希少な種や、人が近づくのを察知して「逃げ足」の速いチョウも多く、撮影には相当な苦労を強いられたという。「村内のチョウは95%は撮影できたが、まだ撮れていない種類もあり、鮮やかに撮れていない写真もある」と説明する。  来場者からは「こんなにたくさんチョウがいるとは」「きれいな写真を見れて良かった」など好意的な反応が多く、高橋さんも「写真を見てチョウに興味を持ってほしい」と来場を呼び掛けている。入場無料。午前9時~午後5時。  問い合わせは同村=0197(72)5067=まで。

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