ウガンダ・エアラインズ、A330neo初号機受領 短胴型A330-800
エアバスは、ウガンダ・エアラインズ(UGD/UR)に次世代中型機A330neoのうち、短胴型のA330-800型機の同社向け初号機(登録記号5X-NIL)を引き渡したと現地時間12月21日に発表した。今後就航する長距離路線への投入を計画する。 ウガンダ・エアラインズのA330-800は3クラス258席で、ビジネス20席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー210席。初号機を含め2機導入予定で、拠点とするエンテベから就航を計画するロンドンやムンバイ、広州などの長距離路線に投入する。 A330neoは、従来のA330-200と同サイズのA330-800(標準座席数3クラス220-260席、最大406席)と、A330-300の後継となるA330-900(3クラス260-300席、最大440席)の2機種で構成。ともにA350 XWBの主翼技術を取り入れ、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000と空力特性の改善で、1座席あたりの燃費を25%改善した。 11月末時点の受注実績によると、A330-800の総受注は14機で、ウガンダ・エアラインズが発注した2機のほか、クウェート航空(KAC/KU)が8機、匿名顧客が4機発注している。このほか、12月18日にはグリーンランド航空(GRL/GL)からも1機受注している。
Yusuke KOHASE