Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

指揮官の采配が的中!背番号18・飯吉 陽来が緩急で花咲徳栄打線を翻弄 細田学園が創部7年目で初の準決勝へ!

配信

  • この記事についてツイート
  • この記事についてシェア
高校野球ドットコム

 27日、県営大宮球場の第二試合で行われた秋季埼玉高校野球大会のベスト4をかけた一戦、花咲徳栄対細田学園の試合は、細田学園が3対2で花咲徳栄を下し創部7年目で初の4強入りを決めた。 【連続写真】飯吉 陽来(細田学園)の投球フォーム  細田学園の先発は背番号18をつけた右腕・飯吉 陽来がマウンドに登る。ストレートの最速は115キロぐらいだという飯吉はそれよりも、20キロ程遅いカーブとの緩急で花咲徳栄打線を5回までわずか1安打に抑え一切好機を作らせない 。  そして、細田学園は先制に成功する。5回裏、四球で出塁した7番・近藤 拳士朗が二盗、三盗を決め相手の暴投の間に生還を果たした。  しかし花咲徳栄はその直後の6回表、6番・西銘 港の適時打で同点に追いつく。それでも飯吉は後続を打ち取り、最少失点で切り抜ける。このシーンで飯吉は「いけるんじゃないかと思いました」と、ここで勝ち越しを許さなかったことがこの試合の気持ちの面でもターニングポイントだったと振り返った。  その飯吉の踏ん張りが打線に力を与えた。ピンチをしのいだ6回裏、細田学園は2番・苑田 幸資が最速143キロを誇る花咲徳栄の先発・高安 悠斗から左越の適時二塁打を放ち勝ち越し、さらに一死満塁の場面で5番・加藤 海輝の遊ゴロの間に1点を加え3対1とした。  その後、飯吉は7回、8回も無安打で抑え、いよいよ最終回へ。   後がない花咲徳栄は9回表、9番・味谷 大誠の適時打で1点を返すも、一歩及ばなかった。  飯吉は9回一死まで被安打4、2失点と好投。今日の飯吉の活躍について細田学園の丸山桂之介監督は、「前回の試合でエースの松本が197球投げていたことと、もしかしたらあの緩いカーブが効くんじゃないかと思い先発させましたが、期待以上です」と指揮官の采配が見事に的中。飯吉もその期待に大いに応えてみせた。  準々決勝で姿を消すことになった花咲徳栄の鹿野 亮太主将は、「自分たちの流れに持っていけなかった。(先発の飯吉に)タイミングを崩されていましたが、そこで対応しきれなかったのは自分たちの力不足です」と飯吉の緩急を前に後一本が出せなかったことを悔やんだ。  花咲徳栄の強力打線を翻弄した飯吉は、「小中学生の頃から、おじいちゃんに連れられて毎年のように花咲徳栄の試合を観に行っていたので、そんなチームと試合ができて、そして勝つことができて光栄です」と、この大きな勝利を噛み締めた。

【関連記事】