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ソフトバンクが出資する保険スタートアップが上場申請…利益は出ていないけど

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BUSINESS INSIDER JAPAN

20億ドル規模の保険会社、レモネードは6月8日に財務書類を提出して上場申請した。 同社の声明で、同社は売上高の伸長とともに、大きく膨れ上がった損失があることを明らかにした。 【全画像をみる】ソフトバンクが出資する保険スタートアップが上場申請…利益は出ていないけど ウーバーからWeWorkに至るまで、ソフトバンクが支援する新興企業は、大金を無駄にしている。  ソフトバンクが支援する保険会社のレモネード(Lemonade)は、6月8日に新規株式公開のための書類を提出した。 20億ドル(約2160億円)以上の評価を獲得している話題の新興企業は、人工知能とビッグデータを活用して、保険業界の従来型プレーヤーよりも優れたリスク分析を行うことで、保険契約に革命を起こそうとしている多数の「保険テクノロジー(InsTech)」スタートアップの1つだ。 しかし、株式公開に向かう他のソフトバンクが出資する企業と同様に、同社も利益を上げているわけではない。 アメリカ証券取引委員会(SEC)への提出書類で、レモネードは2019年の純損失を1億850万ドル(約117億円)と報告しており、2018年の2倍以上になっている。一方、収入は同スパンで2120万ドル(約22億9000万円)から6380万ドル(約68億9000万円)と3倍以上に増加した。 「過去に損失を計上したことがあり、将来的に収益性を確保または維持できない可能性がある」と目論見書は警告している。 「事業成長のために投資を継続しており、当初は純損失が増加するものと予想している」 多額の損失にもかかわらず、レモネードは、同社が毎年5兆ドル(540兆円)が動くと推定している世界の保険市場に照準を合わせているため、利益率は改善していくと述べている。 同社はまた、2015年に会社を設立した2人の創業者であるダニエル・シュライバー(Daniel Schreiber)とシャイ・ウィニンガー(Shai Wininger)に大きく依存しているとも述べている。 同社によると、レモネードの顧客のほとんどは35歳以下だという。同社のビジネスモデルは「卒業(graduation)」に依存しており、顧客が人生の節目を通過していく時に、住宅や自動車などに対する保険商品を販売していく。 レモネードは、2019年に株式公開を予定していたが、同じくソフトバンクが支援するウーバー(Uber)が2019年5月に株式公開し、WeWorkが上場計画を撤回したため、上場が延期されていた。 ゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、アレン&カンパニー、バークレイズがこの上場案件を主導している。 レモネードの創立者たちは、提出書類に含まれている書簡の中で、「第4次産業革命による保険の変革に参加したい」と述べている。 「以前の革命が保険のための革命であったように、今日の革命はさらにそうなると信じる理由がある」とシュライバーとウィニンガーは記している。 「流通モデル、ビジネスモデル、統計ツール、管理システム、コスト構造、企業構造、企業文化、テクノロジースタック、ユーザー体験、マーケティング・チャネル、データソース、データ利用、価値提案、人的資本など、バリューチェーンのどの部分も今回は影響を受けない部分はない」 [原文:The $2 billion SoftBank-backed insurance startup Lemonade has filed to go public] (翻訳、編集:Toshihiko Inoue)

Graham Rapier

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