「“withコロナ”は間違った概念。とにかく感染者を減らすこと」 緊急事態解除“1日500人”の基準に神戸大・岩田教授「もっと減らすべき」
緊急事態宣言は2月7日までで、解除は「感染状況」「医療提供体制」「公衆衛生体制」がステージ3相当の対策が必要な地域になっているかを総合的に判断するという。西村経済再生担当大臣は、10万人あたりの感染者数が1週間平均で25人以下、東京では1日500人以下が目安だと発言している。 この目安に岩田教授は「500まで抑えたらもっと減らしにかからないといけない」と述べた。 「個人的にはもっと減らすべきだと思っているが、達成がかなり困難なのでこのあたりで手打ちにしたのだろう。ウイルスは増えるものなので、1日500人に減ったからといって元も戻すと、また増える可能性が十分ある。第2波の抑え込みに失敗して第3波を誘引してしまった教訓を忘れないためにも、500まで抑えたらもっと減らしにかからないといけない。短期的に経済を回すという誘惑に負けてしまうと、結局長期的には経済が回らなくなるというジレンマをもっと認識する必要がある」 (ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)