県が追加の補正予算案発表 鳥インフルエンザ被害農家を支援 ニワトリ殺処分や防疫措置の費用等 鹿児島
鹿児島テレビ
鹿児島県は12月17日、総額約390億円にのぼる追加の補正予算案を発表しました。 県が発表した追加の補正予算案では、11月、鳥インフルエンザが発生した農場のニワトリの殺処分や防疫措置などの費用に、3億1800万円あまりをあてています。また、移動の制限がかけられた49の農場に対しては、ニワトリや卵の出荷ができなかったり、遅れたりして売り上げが減少した場合の助成に2000万円あまりを計上しています。 さらに鳥インフルエンザのまん延を防ぐため、県内すべての農場の一斉消毒やねずみを駆除する殺鼠(さっそ)剤の費用として、約8億円を計上しました。 このほか、国の燃料価格高騰対策として、バス、タクシー、トラック、定期船といった交通事業者を対象に、2025年1月から3月の燃料費を補助する事業に3億9200万円が計上されています。総額約390億円にのぼる追加の補正予算案は、12月20日の県議会最終本会議に提案されます。
鹿児島テレビ