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「甲子園の土」元祖・福嶋一雄さん死去89歳…小倉中で甲子園連覇、公式戦12試合連続完封

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スポーツ報知

 福岡・小倉中(現小倉高)のエースとして戦後の夏の甲子園大会を連覇した福嶋一雄(ふくしま・かずお)さんが27日、十二指腸がんのため北九州市内の病院で亡くなった。89歳だった。福岡県出身。葬儀は近親者で営む。  戦後甲子園のヒーロー第1号が1947、48年に夏の甲子園を連覇した福嶋さんだった。当時としては大柄な177センチながら横手投げ右腕。47年夏には九州勢として初優勝、新制高校初年度となった48年に、39年海草中・嶋清一投手に次ぐ2人目の5試合オール完封。抜群の制球力と機敏さで一度も相手の送りバントを成功させなかった。福嶋さんは、地方大会や国体なども含め「公式戦12試合連続完封、111イニング連続無失点」をマークした。  最上級生となった49年は招待試合が多く肩、肘の痛みに悩まされた。加えて、この年からボールの質が格段によくなり、甲子園にはラッキーゾーンが設置された。そのため、準々決勝で倉敷工に2本塁打を浴びて敗退。グラウンドを去る際、土をポケットに入れたのが甲子園の土を持ち帰った最初といわれている。甲子園通算17勝3敗。その後、早大でリーグ戦優勝、八幡製鉄でも都市対抗野球制覇とアマチュアの全ての舞台で活躍し、2013年に野球殿堂入りした。

報知新聞社

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