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「癒し系“純愛BL映画”」でW主演 躍進続く竜星 涼にインタビュー!

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CREA WEB

『リスタートはただいまのあとで』で素朴な青年を好演

 古川雄輝さんと竜星 涼さんがW主演を務める映画『リスタートはただいまのあとで』が、2020年9月4日(金)に全国公開された。 【画像】スタイリッシュなスーツ姿で♡ 竜星 涼のインタビューフォトなど15枚  ココミによる同名漫画を実写化した本作は、都会の生活に挫折し10年ぶりに田舎に帰ってきた光臣(古川雄輝)と、彼を温かく迎える地元民、大和(竜星 涼)の交流の物語。  ふたりが心を通わせ、友情からやがて愛に変わっていくまでが、柔らかなタッチで綴られる。  「癒し系“純愛BL映画”」というキャッチコピーが躍る『リスタートはただいまのあとで』は、ボーイズ・ラブの内容であるものの、それぞれの事情を抱える光臣と大和が傷みを分かち合い、ともに前を向いていく姿が静かな感動を呼ぶ――そんな青春映画としても堪能できる。  出戻りのレッテルを貼られ、何にも活力を見出せない光臣に、持ち前の明るさで接する大和。  最初は鬱陶しがりながらも、次第に心を開いていった光臣は、いつの間にか熱を帯びた瞳で大和を見つめるようになる。  対する大和は、ある事情があり、農家のおじいさんに引き取ってもらった養子だった。どんなときも笑顔で明るくふるまう大和だったが、心の傷はいつまでも残っているのだ。  光臣を演じた古川さん、大和を演じた竜星さんは、入魂の演技を披露。台詞以上に、仕草や目線の絡ませ方などディテールまで繊細に、親密な空気感を生み出した。  イマジネーションを膨らませながら撮影期間を過ごしたと振り返る竜星さんに、作品への想いをうかがい、さらには屈託のない笑顔をのぞかせる、飾らない素顔にも迫った。

誰にでも起こる感情をていねいに描く

 竜星さんが演じた大和は、田舎暮らしのおっとりとした、やさしい人物像。しかし、とある事情で熊井家のおじいさんに養子に迎えられるという、複雑な過去も抱えている。 「愛を知らないということが、大和にとって核になるポイントだと思っていました。脚本や台詞からヒントを得ながら、自分自身に問いかけながら、人物像を膨らませて取り組んでいったんです」  役作りについて聞くと、竜星さんはそう答えた。“イマジネーション”には、ロケ地・長野県千曲市・上田市で過ごした時間も大きく関係したという。 「実際、長野のキレイな風景……田んぼ、農園、そこでのにおいからも、すごく刺激を受けました。あと、土地を知るためにも、地元の人たちと交流をしたいと思って。  いろいろなごはん屋にひとりで出かけては、そこに来ているおじちゃんたちと仲良くなったりしたんです。気づいたら、地元の人たちに囲まれていました(笑)」  「お別れのときなんて、みんなと挨拶したりして、めちゃくちゃ名残惜しかったですよ!」と、ニコニコしながら伝える竜星さんの温かみは、演じた大和のやさしさに、どこかつながるようだ。  竜星さん演じる大和と、都会の生活に疲れて10年ぶりに故郷に帰った光臣(古川さん)は友情を育み、互いを知り、距離を縮めていく。  近づくふたりの関係性は、恋物語として形を変える。しかし、本作は絆で結ばれるバディ・ムービーの趣もあるし、遅くきた青春の成長記のようでもある。竜星さんも、うなずく。 「誰にでも起こる感情をていねいに描いているのが、『リスタートはただいまのあとで』の一番のポイントだと思うんです。いわゆる“BL”という括りになると、そこで葛藤している人たちに焦点がいくことが多いと思うんですけど、この作品は、生きていく上で葛藤していることに対して、お互いが支え合いながら、ないものを補い合いながら、そのなかで起きたラブストーリーなんですよね」  トレーラーでも流れているように、作品内では美しいキスシーンも登場する。1回目は光臣の感情があふれ出し、思わず大和にしてしまったキス。2回目は、まったく違う種類のキス。 「あの2回目のキスこそが、この世の中で普通に起こり得ることなんじゃないのかな。自分はこの作品を通して、それを伝えていかないといけないのかな、と思います。  いろいろなものにとらわれずに、純粋なラブストーリーとして観てもらえて、いろいろなものを感じ取ってもらえたらうれしいです。そこに、僕らがやった意味があるのかなと思いますね」

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