【子どもの集中力アップ】1歳頃からできる、紙ビリビリ遊びの活用術|VERY
毎週、親子の楽しい遊びをご紹介しているVERYweb「こども遊び研究所」。今週は井出武尊さんが赤ちゃんの集中力や、やる気に繋がるシンプルな遊びをご紹介します。
赤ちゃんの興味のままに紙をやぶって遊ぼう
赤ちゃんは身の回りの世界を知りたくていろんなことに興味津々。この興味は成長とともに「やる気(意欲)」や「集中力」にもつながるものです。好奇心をしっかりと満たすことで積極的に勉強も遊びも集中して取り組む幼少期を過ごすことができます。 赤ちゃんは紙が破れる感触や音が大好き。絵本を読んでいると手を出して紙を触りたがることってありませんか?これもやりたいことの一つだろうと思います。今回はビリビリに破いても良い紙を準備して、思い切り楽しんでみましょう。紙は大きくて柔らかいものがおすすめ。新聞紙や包装紙を再利用すると良いと思います。紙の破れる質感だけでなく、破れる時の音も赤ちゃんにとっては楽しい刺激です。
赤ちゃんが戸惑うようならば、最初は一緒にやってみてください。まずは大きく破って次第に小さくビリビリ、バラバラにしていきます。興味のままに遊ぶのが一番です。
途中、楽しくなると声がでたり表情が変わったりしてくると思います。興奮気味に思わず紙をギューッと握りしめたり、そのまま激しく振ったりすることもあります。それらも楽しい遊びですから止める必要はありません。こういった遊びのすべてが赤ちゃんにとっては世界を知る機会になっているのだろうと思います。手や耳からたくさんの情報をキャッチしているのでしょうね。怪我や誤飲などをしないように気をつけてくださいね。
紙が小さくバラバラになったら手で集めます。触れるとカサカサと音がなる紙片の絨毯になります。紙の上を歩くと滑ることがあるのでご注意ください。
最後は集めた紙片を頭の上に放り出して紙吹雪にすると最高に盛り上がります!赤ちゃんが大喜びなのはもちろん大人も気分が上がります。後片付けの面倒を補うくらいの楽しさです!