【フィギュア】鍵山優真、GPファイナルへメンタル強化『瞑想』導入 コストナー・コーチから助言
フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナル(12月、フランス)に進出した鍵山優真(21)=オリエンタルバイオ・中京大=が29日、愛知県豊田市の中京大学アイスアリーナでの練習を報道陣に公開した。報道陣の前では1時間ほど滑り込み、フリー冒頭の4回転フリップなどを練習。練習後の取材で、精神力強化への新たな取り組みを明かした。 ◆鍵山優真、コーチと言葉を交わす【写真】 GPシリーズ第5戦フィンランド大会は優勝こそしたものの、ミスを連発。「多少のミスは気にしないでいけるメンタルを持たないといけない」と精神面の課題を強く意識した。 動じない心をつくるべく、コストナー・コーチからも助言を受け瞑想(めいそう)にトライ。「まだしっくり来てない」と笑いつつ「1、2回で効果が表れるようなものではないと思う」と継続する構えだ。 GPファイナルでは昨季の世界王者・マリニン(米国)との直接対決が待つ。しかし鍵山は「まずはショートとフリーで、ともに自分に勝つことが目標」と自らの演技に集中すると強調。試練も糧に、より成熟したスケーターへの脱皮を図る。
中日スポーツ