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“師匠”の金言を胸に刻んだオリックス・ロドリゲス/序盤戦ベストゲーム

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 超低弾道な打球を放ったものの、確信して一塁へ歩き出した。  有観客試合の再開となった7月10日の日本ハム戦(京セラドーム)。オリックスの新助っ人・ロドリゲスが一振りで試合をひっくり返した。2点を追う9回裏二死一、二塁、カウント1―2の場面。一振りすると、バットを放り投げ、打球は弾丸ライナーで左翼スタンドへ突き刺さった。劇的4号サヨナラ3ラン。今季、初めてスタンドで見守ったファンの鳥肌を立たせた。 「とにかく興奮しています。感触は最高だった」  フェンス直撃でも不思議ではない低弾道も打った瞬間にベンチを見た。着弾を見届けるとナインは両手を突き上げ、飛び出してくる。ダイヤモンドを回ったロドリゲスが本塁手前でヘルメットを高々と投げ、歓声は最高潮に。 「声援は力になります。ファンのために試合をするというのが(プロの)試合。エネルギーを感じながらプレーすることができました」  勝利を祈る気持ちに女神はほほ笑んだ。  2018年に1度は来日。ロッテの入団テストを受けるも不合格通知。マイナー通算174本塁打を放つなど、長打力が魅力の助っ人は、オリックスで飛躍の場を得た。 「一生懸命やるしかない。ベストを尽くすのが自分の仕事」  凡打でも一塁ベースを全速力で駆け抜ける姿がある。メジャー経験はない。日本で成功しようと必死で、同じタイミングでチームメートになったメジャー通算1939安打&282本塁打を誇るジョーンズに習った。積極的に会話し、シンプルな助言「自信を持て」の金言を胸に刻む。  サヨナラ弾の最後には、ヘルメットを高く放り投げた。さっとキャッチしたのはジョーンズ。「師匠」に胸元をたたかれた背番号42は、自信に満ちあふれた。 写真=BBM

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