塩分が気になる…、海藻が苦手な人におすすめ! ミネラルや食物繊維が豊富な「鳴門わかめのからだにやさしい塩」
吉田美穂がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「DUNLOP presents みらい図鑑」。日本の美しい風景、地域で受け継がれる伝統、志を持って活動する人など、100年後の地球に生きる子どもたちへ繋げていきたい“ヒト・モノ・コト”を紹介しています。5月14日(土)の放送では、「シーコックトモエ」代表の渡部智之(わたなべ・ともゆき)さんに、同社が「うずしお食品」と共同開発した「鳴門わかめのからだにやさしい塩」についてお話を伺いました。
日本で1000年以上の歴史を誇る食材、徳島県鳴門市の「鳴門わかめ」。 世界最大級の渦潮で知られる鳴門海峡で育ったわかめの歯応えと上質な風味は、長い間、特産品として鳴門の経済を支えてきました。 そんな「鳴門わかめ」ですが、海洋環境の変化で、流通できない規格外のわかめが増えているのが現状です。 美味しく食べられるのに商品にならない“わかめの現状”を変えて、フードロスをなくしたい。そんな思いから、鳴門わかめ一筋の地元老舗メーカー「うずしお食品」が手掛けたのが、「鳴門わかめのからだにやさしい塩」。 クラウドファンディングで、多くの支援を得て、昨年からオンラインショップでの販売が実現しました。
原料は、鳴門産の塩蔵わかめを製造する過程で出た、規格外のわかめだけ。それをパウダー状に加工しています。 塩分は一般的な食塩の約半分。わかめに含まれているミネラルは失わず、食物繊維も豊富です。 「うずしお食品」が「鳴門わかめのからだにやさしい塩」を共同開発したのは、四国の食材を扱う通信販売サイトの会社「シーコックトモエ」。 代表の渡部さんは「本当にわかめそのもの、100%なんですよね。ほんのりわかめ風味で、塩の代わりに手軽に使ってもらえる感じです。歴史のある鳴門わかめの味を、ひとつ違った形でみなさんに知っていただきたいと思っています」と語ります。