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言葉を超越する癒しへ。アレハンドロ・ホドロフスキー監督の集大成『ホドロフスキーのサイコマジック』が全国公開

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美術手帖

 独特の映像美と世界観で、孤高の地位を獲得した映画監督アレハンドロ・ホドロフスキー。91歳を迎えたホドロフスキーの新作にして集大成である『ホドロフスキーのサイコマジック』(2019)は、2019年のあいちトリエンナーレで日本初公開され、話題を集めた。この作品が、4月24日よりアップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテほかで全国順次公開される。  タイトルにある「サイコマジック」とは、ホドロフスキーが考案した心理療法のこと。言葉ではなく行為を通じて、人々の無意識に訴えかけ、日々遮られている様々なものを解き放ち、癒しを行う療法だという。ドイツの精神分析学者エーリッヒ・フロムとともに精神分析を学んだホドロフスキーは、自身をフロイトと対置したうえで、「『サイコマジック』とは、科学を基礎とする精神分析的なセラピーではなく、アートとしてのアプローチから生まれたセラピーである」とコメントしている。  ホドロフスキーが「長い時間をかけた探求の賜物」と語る本作では、ホドロフスキー自身のこれまでの映像表現が、いかに「サイコマジック」によって貫かれているかが解き明かされていく。  本作の予告とビジュアルも解禁。アーティストの河村康輔が手がけたビジュアルは、ホドロフスキーの過去作をコラージュした背景に本人のポートレイトが配され、ホドロフスキーの魅力を存分に詰め込んだデザインとなっている。

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