ついに10年ぶりの日高へ。CRF250Lで完走を目指した2日間【最新国産トレールバイクで伝統の日高エンデューロに挑戦! 宮崎大吾の日高参戦記 VOL.6】
承認クラスの車検
朝6:45、承認クラスの車検を受けます。ここでは車両の状態やサイドスタンドの有無、公道走行用のヘッドライトハイビーム、ウインカー、ホーン、ブレーキランプなどもチェックされます。前輪を回してメーターをチェックされるも数値動かず。少し焦りましたがこのバイク、ドライブギアに車速センサーが付いているため後輪を回して作動確認、無事合格でした。ちなみにCRF250Lはギヤ比をショートに変えているため、公道などで正しい速度値を見るためにも、開幕戦SUGO2デイズエンデューロで使用したメーターを持参しても良かったかもしれません。レース後のツーリングでも役立ったはずです。あるいはスピードヒーラーを取り付けて補正させるか。いずれか今後考えることにします。 さて、車検を受けた後は車両保管所のパルクフェルメへ。ここに保管してから各々のスタート時刻までは車両の整備やエンジン始動が禁止されていますので、しばし時間があきます。この間に朝食を済ませたりウエアに着替えたりと準備をします。ちなみにレース中は昼ご飯を食べる時間がないので、ゼリーやスポーツ羊羹、カロリーメイトなどをバイクのバッグなどに収納し、タイムチェック前、燃料補給時などに食べることになります。私は塩タブレットとカロリーメイトをハンドルバーバッグに入れておきました。 IAクラスのスタートは早い。右から釘村忠選手、渡辺学選手、保坂修一選手。トップライダーのリラックスしながらも集中している表情は独特のオーラを放っています。レースもこの3人が1-2-3という結果。DAY2は釘村選手が渡辺選手に1秒84の僅差で勝利しました。 ライダーズブリーフィングに参加し、いよいよ9:32にパルクフェルメに入ります。ちなみにこのレースはIA、IB、NA、NB、その後にウイメンズクラス、OPENクラスと続くので、IA1組目のライダーは9:37にはスタートしています。それを機にレースが始まったという喧騒はありますが、一斉スタート方式のレースと異なり、各自が自分のことだけに集中する時間があります。これがまた独特で良いのです。 私は9:47にスタート。最初のTC1は11:10ですから所要時間は83分。この時間が長いのか短いのかは実際に走ってみないとわかりません。結論から言えば、TC1までのタイム設定は想像よりも短かったです。それは後ほどわかることになります…。
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