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沖縄県内の証券会社、異例事態に驚き 東証終日取引停止 投資家は冷静反応

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琉球新報

 システム障害による東京証券取引所の終日取引停止という異例の事態を受けて、沖縄県内でも驚きが広がった。一方で証券会社によると、投資家は比較的冷静な反応だったという。  おきぎん証券によると、取引時間開始前の午前8時45分ごろには売買停止の情報が入った。事前に約100件の取引注文が入っていたため、注文を入れていた顧客に一斉に電話で連絡する対応をとった。島袋勝執行役員営業本部付部長兼商品部長は「まさか全銘柄の取引が停止するとはと驚いたが、(顧客の)反応は冷静だった」と振り返った。眞喜屋顕営業本部部長は「取引開始前の全面停止で、大々的に報道されたこともあって投資家も冷静な反応だった。取引中の停止だったらもっと混乱して大変だっただろう」と話した。  野村証券那覇支店の担当者は「大きな混乱は生じていないが、丸一日取引ができないことによる機会損失が生じている可能性はある」と話した。  県内企業は東証1部にサンエー、沖縄電力、琉球銀行、沖縄銀行、ジャスダックに沖縄セルラー電話が上場しており、東証全体の取引停止によって1日の売買はなかった。  県内地銀の関係者は、前日のニューヨーク株式市場が好調だったことから東証の日経平均も上昇が見込めたとして「良い流れだったのに、もったいない。今回の問題で、投資家の信頼は確実に下がるだろう」と苦言を呈した。

琉球新報社

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