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「何で自分ばかり」……損な役回りの人が実は誰よりも得なワケ〈dot.〉

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AERA dot.

「面倒くさい」「もういいや」……やる気を下げるマインドは誰の心の中にも存在している。やる気が大きく下がったとき、どうやったら再び情熱を取り戻すことができるのだろうか? 経営・組織戦略コンサルタントの西野一輝氏は、2000人以上の経営者・著名人のインタビューを通し、やる気を高い人にはある行動・思考の法則があったという。著書『モチベーション下げマンとの戦い方』から一部を抜粋・再構成して紹介する。 【写真】『モチベーション下げマンとの戦い方』を指南する西野一輝

  *  *  *  自らの境遇があまりに損なことが多いため、「モチベーションが低い状態が当たり前」と考えている人がいます。これまでのさまざまな経験でモチベーションが下がる場面にたくさん遭遇してきたことで、その状態を当たり前と考えてしまうのです。   確かに、モチベーションがずっと高い人はいません。誰もがそれなりに下がった時期も経験しています。ところが時折、下がりっぱなしの人に遭遇します。「どうしてですか」と尋ねると、次のような不遇さを語ってくれるのです。   食品メーカーのマーケティング担当をしているIさんは、自分が担当する仕事がことごとく問題に巻き込まれると言います。TVの報道番組で「申し訳ございませんでした」と謝る場面にも数回登場するほどの境遇を経験しています。また、問題が起きた仕事から自分が離れたとたん急激に好調になり、あっという間に同僚が自分より上の立場になったこともあるようです。 おみくじでも凶ばかりで、占いをすれば「厳しい境遇にさらされる運命」と出る。だから自分の仕事による成果に期待していないのです。 「モチベーションが上がることがあっても、それ以上に下がる状態に遭遇する可能性が高いから、平均的に低い状態をキープしています」と不思議な信念を教えてくれました。  確かに損な役回りに立たされることが続き、意欲が下がる状態に置かれている人はたくさんいることでしょう。ある意味でモチベーションが下がった状態を甘んじて受け入れるための口実と言えます。 

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