シンガポール航空、羽田1月再開 A350で毎日運航
シンガポール航空(SIA/SQ)は、羽田発着便を2021年1月18日から1日1往復のデイリー運航で再開する。出張や駐在員の赴任などの旅客需要のほか、貨物需要にも対応していく。 1月から再開するのは、シンガポール-羽田線のSQ632/633便。機材はエアバスA350-900型機の中距離仕様機で、座席数は2クラス303席(ビジネス40席、エコノミー263席)となる。 運航スケジュールは、羽田行きSQ632便がシンガポールを午前8時5分に出発して、午後3時35分に着く。シンガポール行きSQ633便は午後4時40分に羽田を出発し、午後11時20分に到着する。 現在シンガポール航空は成田線と関西線を週7往復(1日1往復)、中部線を週3往復、福岡線を週1往復運航中。羽田線の再開により、日本とシンガポール間は週25往復となる。機材は関西線が羽田線と同じA350-900の中距離仕様機で、成田と中部、福岡の3路線はボーイング787-10型機(2クラス337席:ビジネス36席、エコノミー301席)を投入している。 外務省によると、シンガポールの「感染症危険情報」は4段階のうち下から2番目の「レベル2」で、不要不急の渡航については止めるよう呼びかけている。レベル2はシンガポールのほか、中国(香港、マカオ含む)や台湾、韓国、タイ、ベトナム、ブルネイ、豪州、ニュージーランドが該当する。米国や英国、フランス、ドイツ、インド、インドネシアなどは渡航中止勧告の「レベル3」となっている。
Tadayuki YOSHIKAWA