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昭和のクルマ好きは「穴が空く」のが当然だった! いまどきのマフラーが「錆びない」ワケ

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耐久性を高めるために純正マフラーでもステンレス製が増えてきた

 マフラーといえば、大きな消耗品と言われてきた。実際、タイコやパイプ部分に穴が開いて、爆音になったり、接合部が完全に腐食して、タイコが脱落して直管状態になったりなど、不具合が出ると症状としては激しいのが特徴。もちろんそうなると車検に通らないし、爆音で走ること自体、周囲の目もあって非常に恥ずかしい思いをしたものだ。 【写真】今じゃありえない!昔のクルマの「衝撃的」故障  ヘタをすると10年も持たないし、融雪剤がまかれる雪国では腐食が進みやすいのでもっと寿命は短かった。しかし、最近のマフラーはこのようなことはない。突然そうなったわけではないので、気が付いたら最近のマフラーは丈夫になったな、と言う感じなので、今でもマフラーは穴が開いてしまうと思っている人は意外と多いのではないだろうか。  理由はあって、ステンレスを使用するようになったから。ステンレスといえば、チューニングされた社外品というイメージが強いが、現在は純正でも使用されている。ご存じのように、ステンレスは加工がしにくいものの、鉄よりも格段に腐食しにくいので、これを使用すれば耐久性は大きく伸びるのは当然のことだ。  ステンレスに変更されるようになったのは1990年代後半からで、耐久性向上のためというのが大きく、とくに触媒からは水が大量に出るので、この対策として変換が進んだというのもある。メーカーとしては、腐食してくれたほうが部品代と交換工賃が取れるので本来はいいのだろうが、資源問題も関わってくることなので、寿命を伸ばしたというのもあるし、10万kmをもたずにダメになったと言われるのも避けたいというのもある。  ステンレスも腐食しにくいというだけで、まったくしないわけではないので、穴が開いたりするのはありうるのだが、溶接するのはかなり難しいので、鉄のころのように穴を塞ぐというのは至難のワザ。マフラーパテなどで、応急的に補修するのがせいぜいなので、新品に交換してしまったほうが無難だ。

近藤暁史

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