70代女性が1250万円をだまし取られる「保釈保証金や弁護士費用が必要」【長崎市】
2020年11月、長崎市の70代の女性が「警察に逮捕される」などという嘘の電話で現金約1250万円をだまし取られる特殊詐欺事件がありました。 警察によりますと女性は2020年11月、「長崎県警防災コールセンターのオダ」を名乗る男から電話があり、「あなたの個人情報がある会社に登録されている。個人情報を消すための番号を伝える」と言われました。 その後、女性は別の男とのやり取りで個人番号を伝えると、さらに別の男から「個人番号を他人に教えたことで警察に逮捕される。逮捕されないためには保釈保証金や弁護士費用などが必要」などと言われました。 女性は長崎市内の公園で金を受け取りに来た男に2回に渡り、現金を手渡すなどして1250万円あまりをだまし取られました。 また、2018年に当時90歳の長崎市の女性が約9800万円をだまし取られた特殊詐欺事件で、警察は福岡県久留米市の会社員 松本 大輔 容疑者(37)を逮捕しました。 警察は電話でお金の話をされたら、必ず家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。
テレビ長崎