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時計コレクターが語る、不朽の名作の魅力。

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VOGUE JAPAN

自他ともに認める時計好きのスタイリスト、百々千晴さん。カルティエの「タンク」や、パテックフィリップの「カラトラバ」といった憧れの名作の魅力から、ビギナーにもオススメのモデルまで。愛用者にしか語れないお話を、体験談も含めてたっぷり伺いました。

編集N この連載で百々さんに絶対にお伺いしたかったのが、一生モノの時計について。簡単に買えるものではないからこそ、いつかひとつぐらいは素敵なものを手に入れたいと思っている人も多いと思うので、今日は時計好きの百々さんに指南していただきたいです。 百々 もともと服より小物に投資するタイプなのですが、なかでも時計は別格かもしれません。時計に関しては人と感覚がちょっと違うということはわかっているので(笑)、今までコレクションを披露することはなかったのですが、今回はせっかくの機会なので、いろいろとお話できればと思います! 編集N ありがとうございます! 今回はぜひ、百々さんの持っているアイテムをベースにお話をお聞きしたいです。仰る通り、女性で時計に投資する人って珍しいかもしれませんね。 百々 でも私も昔から時計がすごく好きだったというわけではなく、年を重ねるにつれて、長年愛せるいいものを持ちたいという感覚が強くなってきたという変化が大きいと思います。以前ジュエリーのときにもお話しましたが、私は時を経ても価値が下がらないものに投資したい派なんです。普段の着こなしがカジュアルなので、小物にだけはお金をかけたいなと。

編集N 例えば男性でもスーツではなくカジュアルなTシャツスタイルにいい時計を合わせていると印象的に見えたりしますよね。 百々 そう、Tシャツやシャツ、デニムなど何気ない着こなしにこそ、時計はすごく映えるんですよね。この子みたいにラフに袖をまくって見えている感じもすごくおしゃれですよね。

シーンを問わずに活躍する永遠の定番。

編集N まずは百々さんが初めて買った時計について教えてください。 百々 カルティエ (CARTIER)の「タンク」です。確か26か27才くらいの時にハワイで購入しました。ベルトは気分で変えているのですが、今は元々ついていたネイビーのレザーに戻しています。今日はアリータ(ALITA)のリングとブレスレットを合わせてみました。 編集N 正方形で小さめのフェイスが上品ですね。これはずっと狙っていたものなのでしょうか? 百々 「タンク」と言えば縦長のフェイスをイメージする人が多いとは思うのですが、実はいろいろな形があって。私はこの正方形に近いデザインが好きで、購入しました。でも元々買おうと思っていたわけではなく、お店で偶然見つけて一目惚れしたんですよ。 編集N 衝動買いするにはかなりの勇気がいりませんでしたか? 百々 もちろん思い切りは必要でした(笑)。でもそこで接客してもらったときにタンクには選択肢がいろいろあることを教えてもらって。フェイスの素材がチタンにゴールドをコーティングしたものか純金かで、プライスが大きく異なるんです。見た目こそ大きな違いはないのですが、実際に持ってみると重さが全然違う。せっかくなら純金のものを頑張って買おう、と思ったのが最終的な決め手になりました。「もし傷がついた時、チタンのものは剥げてしまうけれど純金のものはそれが味となります」というお店の人のアドバイスも印象に残っています。 編集N 以前ジュエリーの回でお話されていた、「子どもに受け継げるようなものかどうか」という考え方に繋がりますね。 百々 はい。でも本当にプライスがかなり違うので、私はベースがチタンのものでも全然いいと思っています。よく人からおすすめの時計を聞かれるのですが、どんな方にでも自信を持って勧めたいのがタンクなんですよ。デザイン自体がすごく洗練されていますし、ずっと飽きずに使えるので。 編集N 私も憧れている時計のひとつです。カジュアルからフォーマルまで、どんなスタイルにもマッチするのも魅力ですよね。

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