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プリン体に1日3食、断食…世にはびこる「5つの健康情報」の盲信は禁物!

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健康診断の数値に逆効果! 身近な食事や生活習慣に、思わぬトラップあり。その間違いを、2名の医師にズバッと解説していただく。[取材協力/青木竜弥(銀座予防医療クリニック)、上符正志(銀座上符メディカルクリニック)]

いつもの食欲はどこへやら、小鳥のエサのような雑穀米に白身魚の煮付け、そして山盛りのサラダ? ハハーン、今年もまた健康診断直前のにわか食事節制というわけだ。 “瞬間検査数値“はよくなるかもしれないが所詮は付け焼き刃。カラダのためにはありのままの健康状態を詳らかにしてもらった方がよくなくない? その点、自分は普段から食生活に気を配っているので怖いものなし。健診上等、どうぞ丸裸にしてもらおうじゃありませんか。…などと自信たっぷり、意識高い系のあなた。素晴らしい! ただし、その生活が正しいものならば。 巷の健康情報はときに独り歩きする。盲信は禁物。その食生活と生活習慣、健診の前にまず検証を。今記事では食生活にクローズアップ!

これってNG?1 「痛風の家系なので、ビールは絶対に口にしない!」

痛風は血液中の尿酸値が一定レベルを超えたとき、尿酸塩が結晶化して関節に溜まる病気。激しい痛みは炎症による発作で、その素地となるのが高尿酸血症だ。 尿酸は食物に含まれている旨味成分のプリン体が分解されるときに生じる副産物。過剰なプリン体摂取が痛風の原因のひとつ。 「ただ、別角度から見ると尿酸は病気の予防やアンチエイジングの作用を持つ強力な抗酸化物質。数値が低ければいいというわけではなく、むしろ酸化ストレスまみれの現代人にはある程度必要な体内物質です」(銀座予防医療クリニック院長・青木竜弥さん) ビール程度のプリン体量ならそれほど気にする必要はない。節制によって尿酸値を下げすぎないように。プリン体も、適量はOKだ。

これってNG?2 「1日3度の食事が健康的な生活の基本だと思う!」

1日3度の食事をきちんと口にすることこそが健康な食生活。ある年代の人々は頑なにそう信じている。だから食欲があるなしにかかわらず、時間が来れば朝昼夜ときっちり食事。食べ損なったらなんだか不安になってしまう。 無理に1日3食にする必要はない 「ただ、あまりに食事と食事の時間が短い場合、必ずしも3食食べる必要はないと私は考えています」(青木さん) 朝8時に朝食を食べたとしたら昼の12時のランチは早すぎる。脂肪やタンパク質が多い現代人の食事をすっかり消化吸収するのに5~6時間は必要だからだ。 「とくにタンパク質の消化吸収には多くの酵素が必要。間隔が狭い食事を摂っていると酷使された消化器が疲れてしまい、タンパク質分解酵素のペプシンの元になるペプシノーゲンが分泌されなくなることもあります」 消化酵素がうまく分泌できないと胃の炎症などを起こす場合もあるという。意固地に3度の食事にこだわる必要はない。胃が疲れているなというときは、朝と昼を兼用にしたブランチと夕食の2食にしてみる。これで消化器の調子がよくなった人は、普段酷使しすぎということ。

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