【MLB】ガーディアンズがロースター変更 腰を痛めたカッブに代えて今季13勝の右腕ライブリーを登録
日本時間10月16日、MLB機構はヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズ第2戦に臨むガーディアンズのロースター変更を発表した。ガーディアンズは腰を痛めたベテラン右腕アレックス・カッブに代えて、今季チーム最多の13勝を挙げた右腕ベン・ライブリーをロースターに登録。MLB機構が定めるポストシーズンのルールにより、カッブはリーグ優勝決定シリーズの残りの試合には出場できず、チームが勝ち進んだ場合、ワールドシリーズにも出場できない。よって、カッブはこの時点でシーズン終了となった。 熱戦が続くポストシーズンの日程・結果一覧 37歳のカッブは今季途中にトレードでジャイアンツからガーディアンズに移籍し、レギュラーシーズンでは3試合に先発して2勝1敗、防御率2.76を記録。レイズ時代の2013年以来11年ぶりとなるポストシーズンでは、タイガースとの地区シリーズ第3戦に先発したが、3回3安打2失点で降板して敗戦投手となった。ヤンキースとのリーグ優勝決定シリーズでは初戦の先発を任されたものの、3回途中5安打3失点で降板。結局2度の先発登板で0勝2敗、防御率7.94に終わり、11年ぶりとなるポストシーズンでの白星を挙げることはできなかった。 32歳のライブリーはガーディアンズ加入1年目の今季、レギュラーシーズンでは29試合に先発して自己最多の151イニングを投げ、13勝10敗、防御率3.81、118奪三振を記録。メジャー5年目にしてキャリアハイのシーズンを過ごしたものの、後半戦に調子を落としたため、ポストシーズンのロースターからは外れていた。ガーディアンズは地区シリーズの先発ローテーションをタナー・バイビー、マシュー・ボイド、カッブの3人で回していたが、リーグ優勝決定シリーズでは4人の先発投手が必要となるため、ライブリーは第4戦の先発に起用される可能性がある。 ア・リーグの優勝決定シリーズは日本時間10月15日に開幕し、初戦は5対2でヤンキースが勝利。ガーディアンズはきょう行われる第2戦にバイビーが先発し、第3戦はボイドの先発が予想されている。