乃木坂46・弓木奈於が明かす、坂道研修生の同期との絆「離れた今では愛が増しました」
■撮影前のカラダづくりでは「白湯」を飲み努力を重ねて
バラエティ番組でも大活躍する、乃木坂46の4期生・弓木奈於。念願の1st写真集『天使だったのか』(ワン・パブリッシング)では、同期のエールを受けて「不安」を乗り越えながら撮影に臨んだという。自信もみなぎり、現在はグループにとって5年ぶりのドームツアーとなる「真夏の全国ツアー2024」の真っ最中。その話題をきっかけに、5年前の坂道研修生時代を振り返ってもらうと、今では別々の場所で活躍する坂道グループメンバーへの「愛」ある発言が飛び出した。 【写真】スタイル抜群 乃木坂46・弓木奈於、初の水着&ランジェリーカット ――念願の写真集出版で、撮影までの心境はいかがでした? 弓木:まさか出版できるとは思っていなかったので、頭が真っ白になるほどビックリでした。出版のお話を聞くために呼び出されたときは「私、何かしたかな…」と思っていたし、いざ聞いたら顔が固まってしまったほどで(笑)。うれしい一方、不安もあったんです。写真集は、私がいないと風景だけになってしまうじゃないですか。いい写真が撮れるかなとか、ファンの皆さんに喜んでもらえるかなとか、いろいろ考えていて。撮影したタイ・プーケットへ向かう前日には、同期の遠藤さくらが手を握って「頑張ってね」と励ましてくれました。 ――遠藤さんも、過去に出版されていますね。ブログでは「先輩方の写真集はずっと大切にしていて、憧れ」だったと伝えていました。 弓木:(OGの)白石麻衣さんの写真集がすごく好きで、他の先輩方の写真集も自宅の本棚に並んでいるし、事前に表情を見て参考にしました。同期の写真集もあって、特に好きなのは田村真佑の写真集です。いつでも見られるように、お気に入りのページを開いて本棚に飾っていますし、私の写真集も感想を聞くのが楽しみです。 ――撮影に向けて「ふわやか」というテーマを掲げていたのも、弓木さんらしいです。 弓木:造語だと思わないほど、日常的に使っていた言葉なんです。意味は、ふわっとしてやわらかいみたいな。写真集ではパキッとした写真ではなく、フェードのかかったふわっとした写真を載せたかったので、スタッフさんにお伝えしました。私の思いをくみ取ってくださって、めちゃくちゃふわやかに仕上げてくださいました。 ――ふわやかな作品では、水着カットやランジェリーカットにも初挑戦。撮影に備えてのカラダづくりは? 弓木:急ピッチで鍛えると続けられないと思ったので、まずはゆるく、ピラティスに通いました。先生に「低血圧なので顔が青みがかってしまうんです」と相談したら「体を温めるのが大切」と教わって、白湯(さゆ)をすすめてくれたんです。撮影までは、白湯にほぐした梅ととろろ昆布を混ぜたものを飲み、自宅で腹筋とかもしました。撮影中の控え室ではメイクさんに「大丈夫かな」と言い続けていたんですけど、現場で口に出したら周囲にも不安が伝わってしまうと思ったので本番では言わずに、メンバーの写真集で学んだことも自信に変えて頑張りました。 ――気品あるドレス姿で、大人っぽい表情を見せたカットなどもあります。 弓木:表情がワンパターンにならないように意識して、カメラの奥底を見ていました。カメラの手前を見ると、見てくださる方へ届く思いも浅くなってしまうという持論があるんです。いろいろな表情を見てほしかったし、写真集だからこその表情をお届けしようと、気合いを入れていました。