“マチュピチュ独占”で話題の片山慈英士 ボクシングで世界交流、関西弁は万国共通!?
乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(だれはな)」。3月4日(木)の放送では、みんなの“異文化体験”を調査しました。
世の中をザワザワさせている“ザワニュー”のなかから気になるものをピックアップする「スピークアップ」。この日の議題は“私の異文化体験!”。コロナ禍でまだまだ海外旅行には行けないものの、そんなときだからこそ異文化体験をシェアしようということで、この日はみんなの海外での体験、海外の方々との交流について伺いました。 リスナーからは「ロシアではお土産屋さんにウォッカがあり、サービスで自由に飲めるようになっていた」「アメリカではスーパーで買い物するとレジの人が『Have a Nice Day』などと声をかけてくれる。“良い1日を!”は素敵な表現だなと思った」など、さまざまなエピソードが。 そんななか、「日本人と海外の方では愛情表現やスキンシップに差を感じる。路上でのハグやキスはヨーロッパでは当たり前」とのメッセージに、れなちは「そうなの? 普通なの?」とビックリ。「愛情表現を包み隠さずにできるというのは素晴らしいことだと思いますけど……」と言いつつ、「まわりが普通だったら当たり前になるのかな!?」と少し戸惑い気味。 そのほか、 ・日本の学生は文系・理系に捉われすぎている。欧米の大学ではその概念は薄く、横断的な研究は当たり前。 ・インドの人々は「イエス」でも「ノー」でも首を横に振る。 ・アメリカの小学校で衝撃的だったのは、先生が授業中にコーラを飲んだり、お菓子を食べたりしていたこと。生徒も授業中以外にお菓子を食べていた。 といったメッセージも。れなちは、「みなさんからのエピソードのおかげで、ちょっと海外旅行に行ったような気持ちになりました」と笑顔を見せます。 この日のゲストは、昨年ペルーでロックダウンによって足止めされ、世界遺産のマチュピチュを独占したことで話題になり、いまではペルーの観光大使をつとめているボクシングインストラクターの片山慈英士(かたやま・じぇしー)さん。 片山さんはボクシングをしながら世界を巡り、その数40ヵ国以上。常に現地の方々とコミュニケーションを取ってきたそうですが、実は英語はあまり話せないと言います。しかし、相手がなにを話しているかわからなくても「ボクシングで仲よくなれる」と断言。さらには、「関西弁をしゃべれたらなんとかなる(笑)」とも。関西弁のノリは万国共通だそうで、現地の人たちに溶け込むコツは「笑っていること」。そうすると言葉がなくても仲よくしてくれると、経験談を明かしてくれました。 そんな片山さんは、昨年、ペルーに7ヵ月間も滞在し、毎日ペルー料理を食べていたそうで、「(ペルー料理は)日本人の方が好きそうな味付けで、醤油や酢をすごく使うんです。日本食に近く、めちゃくちゃ美味しい」と力説。そして、マチュピチュでは7ヵ月間足止めをされるなか、現地の人にボクシングを教えるほか、観光地でWi-Fi環境は完璧だったため、YouTubeの配信や、Kindleなどで日本のスポーツ関係の資格の勉強も。 また、現地のメディアでたびたび取り上げられ大きな話題となったことから、滞在中に街に出ると写真撮影を求められることもあったそうですが、「日本では一切そんなことはない……」とちょっぴり寂しそうにしていました。 (TOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」2021年3月4日(木)放送より)