小池都知事が記者会見5月15日(全文1)休業要請緩和は4ステップで進める
ロードマップの公表はいつ?
NHK:5月幹事社、NHKの成澤です。まず幹事社から3問伺いたいと思います。まず1問目なんですけれども、冒頭知事からもご発言がありましたロードマップの骨格について伺いたいと思います。今日公表されたのは骨格で、ロードマップは来週中の公表ということだったんですけれども、具体的な日にちが決まっていたら教えていただきたいというのと、あと骨格からロードマップの策定に当たっては、骨格のどのような部分を具体的に充実させていきたいと考えているのか、これについてお願いします。 小池:まず今後の進め方でありますけれども、これについては、緊急事態宣言の期限は現時点で5月31日ということでございます。今日、先ほども肉付けをしていくということを申し上げました。区市町村の皆さんからのご意見、それからそれぞれ経済団体など、業界団体など、ご意見も伺うということで、来週中には具体的な内容をお示ししたいというふうに考えております。 それから感染者数などについて、減少傾向にはあるものの、またきのうのように、ぱんと跳ね上がるときがあります。まだまだ気を引き締めねばならないということも含めて、タイミングなども検討していきたいと思っています。
策定で特に留意した点は何か
NHK:ロードマップについて、もう1問伺いたいと思います。今回の骨格には具体的な数値なども含まれているんですけれども、こうした数値を示した根拠とか理由がありましたらお聞かせください。あと骨格の策定に当たって、特に留意した点というのはどこで、国の基本的対処方針などを特に意識したり参考にしたりという部分がありましたら教えてください。お願いします。 小池:まず自粛要請の今後の判断であるとか、それから、また逆戻りのアラートを鳴らすなどなど、仕掛けを今回このロードマップの中に組み込んでいるわけですけれども、患者さん、感染者の状況だけでなく、それを取り巻いている医療提供体制がどうなっているのか、それから検査の体制がどうなっているのか、それらの総合的な判断が必要になってくるかということから、7つも、たくさんあるねと思われたかもしれませんが、やはり総合的な判断の材料として、1つ1つ必要だろうと考えております。 これまで誰も経験したことのないコロナウイルスが猛威を振るっているわけでございまして、目安の数値については新規陽性者数、陽性者の増加比など、客観的なデータに基づくこと。それから今日も東京都医師会の【ハシグチ 00:36:28】先生や【ハマダ 00:36:31】先生など、感染症の専門家の方々にお集まりいただいていろいろご意見もいただいているところです。それらを参考にしながら、まさしく総合的に判断していくということであります。 NHK:幹事社から最後に1問お願いします。東京都知事選挙について伺いたいと思います。小池知事の任期満了に伴う東京都知事選挙の告示が6月18日となっています。週明けの18日、5月18日にはあと1カ月ということになるんですけれども、知事は再選を目指して立候補するのかどうか、現在の対応、今後の対応をお聞かせください。 小池:久しぶりにそういう質問聞きましたけれど、もうそれどころではないというか、私はやはりこのコロナ対策をしっかり取り組むというのが現職としての最大の仕事でございますので、これに最大注力をしていくということで、それにもう答えは尽きるということです。 NHK:幹事社からは以上です。それでは各社の質問に移りたいと思います。質問をされる方は挙手の上、知事の指名を受けてから社名と名前を名乗った上で質問をお願いします。なお、記者会見の最中や終了直後の不規則発言はお控えください。それではお願いします。 【書き起こし】小池都知事が記者会見5月15日 全文2に続く