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地域の資料、後世に 奥州で古文書本調査控え現況確認【岩手】

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岩手日日新聞社

 地域資料継承支援事業を進める奥州市教委、国立歴史民俗博物館メタ資料学研究センター、合同会社AMANEの関係者は25日、資料が集積されている同市内の施設などを回った。同日は7月に本調査を予定している「公有古文書等歴史資料の調査・研究」の事前調査で、資料の現状を見て本調査に備えた。2020年度の調査では、資料の目録作成を進めながら基盤となるフォーマットやルールを検討していく。  3者は、歴史的、民俗学的な資料の滅失、散逸に歯止めを掛けるため、資料に関する情報の収集・共有を図る基盤をつくろうと今年2月に覚え書きを締結。今回の調査・研究は同市教委が同社に委託して、えさし郷土文化館、おだき文化財整理室などに保管している文書の調査を行い、リストを作成する。  同日の事前調査には、同博物館の後藤真准教授(総合資料学)、同社の堀井美里さんらが訪れ、同市教委側が今年度調査を予定している市民らから寄せられた資料の現況、由来、経緯を確認した。  本調査では、資料の悉皆(しっかい)調査を行い、電子目録を作る。これに合わせて、目録化を進めるためのルールや公開のためのルール、記述の仕方などを詰めていく。  後藤准教授は「未整理の資料がまだあると聞いている。資料の全体像を調べたい。各地に眠っている物も含め、すっかり把握し、長く保存できるようにすることで、歴史が豊かになる」と話している。

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