バイバイ。16年間ありがとう。亡くなった愛犬との思い出を描いた漫画に涙腺がゆるむ。
君と一緒に過ごした時間、全てが宝物だから。
Twitterで亡くなった愛犬を描いた漫画が話題になっています。16年にわたり家族に寄り添ったワンちゃんとの、大切な思い出です。物語は亡くなったところから始まりますーー。【BuzzFeed Japan/久松 怜央奈】
1ヶ月と少し前に愛犬が死んだ。知っている犬は16歳で死んでいる。覚悟はしていたものの、なんだか現実味がなかった。
どんなときも家族に寄り添ってくれた愛犬の壱。歳を経ていくうちに身体に変化が訪れた。
そのうちにひげや鼻まで変化していった。
だんだんできることが減っていく。老いていくのを見るのはどうしても寂しい。
火葬の日。当たり前に定位置にいた壱はもういない。
焼く前に花を添えた。最後に名前を呼んだ。
バイバイ。みんな壱のことが大好きだよ。
壱くんが亡くなって約1ヵ月。BuzzFeedは投稿主で駆け出しの漫画家である由さんにどんな思いで過ごしているのかを伺いました。
「私生活で殆ど泣かなかったのですが壱が居なくなってからは涙腺が少し脆くなって、写真を見たり、ふとした瞬間思い出して泣いてしまう事があります」 自身のTwitterで「創作漫画よりなにより見て貰いたかった、ペットは小さい世界で暮らしてるから知ってほしかった」とツイートしている由さん。 どうして漫画に綴ったのか尋ねてみると……? 「絵が唯一の特技だった為、壱がどんなに可愛い子だったか描きたかったからです」 Twitterでは「涙がとまりませんでした」「最後までずっと可愛がります」など、過去にペットを亡くした方や現在ペットを飼われている方からのリプライが寄せられています。 反響を見て、このように語ります。 「普通にたまに漫画と日常を書くだけのアカウントで、フォロワー数も多くはない為、正直こんなに多くの方に見て貰えると思っておりませんでした。友達がはしゃいでいました。笑」 「介護されている方は最後まで大事に看取ってあげて、亡くされた方は時々思い出して優しい時間を過ごして欲しいです」