突然スマホに届いた領収書「見知らぬゲームに課金17万円」“Apple ID” 乗っ取られたか 番組スタッフも被害 “不正利用” の実態と対処時の “落とし穴”
■気がついたらどう対処? 不正利用を報告する時にも “落とし穴” が 中根夕希 キャスター 相次ぐ不正利用。もし被害にあってしまったらどのように対処すればいいのでしょうか…。今回、番組スタッフが受けた被害を詳しくみていきます。 最初に違和感をもったのは、スマホの画像フォルダです。見たことのないゲーム画面のような画像が大量に入っていたそうです。この段階では、特に不正利用を疑うこともなかったそうなのですが、それから2時間後にふとメールを開くと7万円分の身に覚えのない領収書が届いていたというんです。 スタッフはiPhoneを使っていたので、AppStoreに不正利用の報告をしようとしましたが、その間にもさらに10万円分の領収書が届いたそうです。 また、不正利用を報告する際にも落とし穴があリました。 報告をする際はいくつかある項目の中から「不正行為や詐欺行為を報告する」という項目を選択しなければいけません。スタッフは、その項目を選択したので、最初に届いた7万円分は、返金されました。 ただ、続いて届いた10万円については、「返金をリクエストする」という項目を選んでしまいました。これは間違って商品を購入してしまった時に使う項目です。すると、ストア側からは「返金の要件を満たしていません」という通知が届き、この10万円は未だに帰ってきていないそうです。 唐澤恋花 アナウンサー ただでさえ領収書が急に届いたら動揺するでしょうし、サイトの返金手続きは慣れていない人だとなかなか難しいでしょうね ■原因は “AppleID” の乗っ取りか まずはカード会社に連絡して 中根夕希 キャスター サポートセンターの担当者によりますと、今回の事例は「AppleID」を乗っ取られたことが原因の可能性が高いとのことです。ただ、スタッフはどこでID情報を抜き取られたかの心当たりは全くないそうです。 その後、スタッフはAppleIDを変更し、登録していたカードも解約したところ、こうした請求は来なくなったとのことです。