銀山温泉、冬季に入場制限・交通規制へ! 1時間あたり100人のチケット制はなぜ導入?
山形県の観光名所として賑わう銀山温泉は、2024年12月20日(金)~2025年3月末までの冬期間、日帰り観光客を対象に交通規制と入場制限を行なう。例年、無理な旅行計画によって引き起こされる事案によって救出作業等を行っていたことから、旅客の安全確保や事故防止として実施される。 【画像】銀山温泉の規制区間はどこ?地図でチェック!
銀山温泉、冬季の入場制限&交通規制を実施
銀山温泉組合は、2024年12月20日(金)~2025年3月末までの冬期間、日帰り観光客を対象に交通規制と入場制限を行なうと発表した。 銀山温泉では例年、冬期間の無理な旅行計画によって発生した事案に対し、現地スタッフが早朝から深夜まで救出作業を実施しており、命に係わる大きな事故を起こしかねない状況であるという。そういった事案を防止するとともに、より安全な観光が行われるように規制・制限が実施されることになった。 交通規制区間は、十分一関所跡から銀山温泉方面への県道188号線。10時~16時は入場規制なしでパークアンドライドを実施、17時~20時は人数制限ありでパークアンドライドを実施、20時~翌10時までは通行許可者以外の通行を禁止する。 また、規制箇所から温泉街までの徒歩移動は人命にかかわる事故になる可能性があるため禁止される。 ※パークアンドライド:大きな駐車場まで自家用車等で向かい、そこからバスに乗り換え温泉街へ向かうこと
入場チケットはオンライン販売を予定
入場制限時間帯はチケット制となり、入場者数は1時間あたり100人に制限される。チケットはオンラインでの販売を予定。詳細は10月初旬には確定して別途公表される。同組合は、これによりスムーズな入場が可能となり、混雑を最低限に抑えられるため、より安全で楽しい冬季観光を提供できることを期待している。 冬期間中に銀山温泉への観光を考えているドライバーは、チケット発売や詳細の情報を事前にチェックして旅行計画を立ててほしい。
KURU KURA編集部