Yahoo!ニュース

IDでもっと便利に新規取得

ログイン

部下に仕事を「落とす」のはダメな上司の典型例だ

配信

東洋経済オンライン

研修の企画・講師を年200回、トータル2000社、累計2万人を超えるビジネスリーダーの組織づくりに関わってきた組織開発コンサルタント・高野俊一氏による連載「その仕事、誰かに任せなさい!」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボにより一部をお届けする。 この記事の写真を見る ■あなたは部下を下に見ている? 上に見ている?   あなたは上司ですから、組織のピラミッドでは部下よりも上に位置します。

 そこで、上司は自分の部下に仕事を「落とす」という発想で仕事を任せがちです。「部下とは、上司から任された仕事をする存在」という考え方です。  しかし、この発想そのものが、「任せ下手」の原因です。  任せ上手のリーダーは、下に仕事を落としていくのではなく、「逆さピラミッド」で考えています。上司は部下の下に位置し、部下が上司の土台の上で仕事をする。つまり、「上司は、部下がよりよいパフォーマンスを発揮するために存在する」と捉えています。

 ここに決定的な違いがあるのです。  「通常ピラミッド」の発想だと、仕事を任せた際に、「いかに部下が自分の期待に応えるか」がテーマになりますが、「逆さピラミッド」はまさに逆です。「自分が部下の期待に応えるにはどうしたらよいか」と考えるのです。  部下を変えようとするか、自分を変えようとするか。皆さんは、どちらの発想で部下に仕事を任せていますか?   部下によいパフォーマンスを発揮してほしいならば、仕事の任せ方も相手に合わせていく必要があります。

 ここでは、自分の任せ方を変えることで、部下のパフォーマンスを上げる方法を紹介します。  これは「シチュエーショナル・リーダーシップ」と呼ばれています。 部下の置かれている状況によって、4つのリーダーシップを使い分ける方法です。  具体的には、以下の4つのスタイルが存在します。  ①指示型、②提案型、③援助型、④委任型  それぞれ見ていきましょう。 ①指示型  「これをやって」「あれをやって」と指示を出します。何をやっていいかわからない新人には、指示型が最適です。逆に経験を積んだ人に指示を出してしまうと、「信頼して任せてくれない」と不満を抱かせてしまったり、指示待ちの部下しか育たないといった問題が出てしまいます。

【関連記事】