ニコール・キッドマン×ハリス・ディキンソン 女性CEOと年下インターンの“誘惑ゲーム” 映画『ベイビーガール』
主演のニコール・キッドマンが第81回ヴェネチア国際映画祭にて最優秀女優賞を獲得した、映画『ベイビーガール』の日本公開日が決定した。 NYで女性CEOとして、大成功を収めるロミー(ニコール・キッドマン)は、舞台演出家の優しい夫ジェイコブ(アントニオ・バンデラス)と子供たちと、誰もが憧れる暮らしを送っていた。しかし、ある時、ロミーは一人のインターンから目が離せなくなる。彼の名はサミュエル(ハリス・ディキンソン)、ロミーの中に眠る秘密の欲望を見抜き、きわどい挑発を仕掛けてくるのだ。行き過ぎた駆け引きをやめさせるためにサミュエルに会いに行くが、逆に主導権を握られ2人のパワーバランスが逆転していく。 脚本の構想段階から、主演のニコール・キッドマンへあてがきされた本作は、ヴェネチア国際映画祭で審査員長を務めたイザベル・ユペールが彼女の大胆さと繊細さをあわせ持つ演技に対し「社会的に強い部分と私的に脆い部分の両方が混ざりあう役を、幅広い演技力で見事に体現した」と高く評価。来たる第97回アカデミー賞主演女優賞へも期待が高まる。 美しさと野心を兼ね備え、ロミーに近づく年下インターン、サミュエルを演じるのは、『逆転のトライアングル』でのモデル役カールが記憶に新しく、『キングスマン:ファースト・エージェント』や『アイアンクロー』などの話題作への出演が相次ぐハリス・ディキンソン。愛情深いロミーの夫であるジェイコブ役には、『ペイン・アンド・グローリー』で数々の栄えある賞を受賞したアントニオ・バンデラス。そのほか、主演を務めた『TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー』で新進女優の仲間入りを果たしたソフィー・ワイルドがロミーに憧れる部下、エスメを演じる。 監督は、ポール・ヴァーホーヴェン監督の『ブラックブック』、トム・クルーズと共演した『ワルキューレ』に出演するなど女優としても活躍し、本作で稀有なる才能を開花させた監督ハリナ・ライン。 映画『ベイビーガール』は、2025年3月28日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部