交通ルール守ってね 富山・萩浦保育園児が一日署長、サンタ姿で事業所訪問
萩浦保育園(富山市高畠町)の園児2人が12日、富山中央署の一日署長を務めた。2人はかわいらしい「ちびっ子サンタ」となり、同署管内の事業所を回って従業員に交通ルールの順守を呼びかけた。 年末の交通安全県民運動の一環で、県交通安全協会富山中央支部新庄地域支部(堀田松一支部長)が企画した。 一日署長となったのは年長児の稲井颯磨(そうま)ちゃん(6)と平崎茉依(まい)ちゃん(6)。富山中央署であった委嘱式にはタヌキの交通指導員「ポン太」も同席し、サンタクロース姿になった2人が宮島秀和署長から委嘱状を受け取った。 2人はポン太と一緒に五つの事業所を巡った。アイザック環境事業本部(富山市米田町)では集まった従業員約20人を前に、「横断歩道を渡る人がいるときは止まってください」「お酒を飲んだときは運転しないでください」と元気よくメッセージを読み上げた。 堀田支部長は「年末は気ぜわしさから注意力が散漫になりやすい。家族と一緒に笑顔で年越しができるよう、安全運転を心がけてほしい」と話した。