改元と一致? 球界の潮流【タカ番記者の好球筆打】
◆ソフトバンク3-1西武(31日・ヤフオクドーム) 3連勝目。工藤ホークスにとってはこの試合がとても重要だった。勝って貯金を「3」まで増やすのか、負けて貯金を「1」に減らすのか。この差は大きい。 結果は見ての通り、開幕3連勝を収めた。しかも、昨年のチャンピオンチーム相手にだ。別に西武がふがいなかったとは思わない。この3連戦に限っていえば、ホークスナインが勝負どころでいい働きを見せた。 中でも、フレッシュマンの活躍ぶりには目を引かれる。新人の甲斐野は開幕戦で今年の全新人一番乗りとなる白星を手にしたし、この日はプロ初ホールドを記録した。奥村もここまで2戦2ホールドとチームの開幕3連勝に貢献している。 また、新人ではないが、プロ10年目で開幕直前に支配下に復帰し、1軍スタートを切った川原も3月30日の試合でプロ初ホールドを記録した。予想以上に「新顔」が活躍する姿に、永井智浩編成育成本部長兼スカウト・育成部長も「みんな、いきなりここまでやってくれるとはね。素直にうれしい」と表情を緩めた。
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西日本スポーツ