こんな色だけどナス 「狩留家なす」出荷スタート 広島市安佐北区
広島市安佐北区狩留家町で24日、地域特産の薄緑色のナス「狩留家なす」の出荷が始まった。収穫作業は11月中旬まで続く。 「狩留家なす」オススメの食べ方 青ナスの一種で独特の甘みが特長。狩留家集会所近くの畑では、住民グループ「NPO狩留家」のメンバー5人が丸みを帯びた長さ20~25センチのナスをはさみで切り落として収穫した。町内の物流センターに運んだ後、機械でサイズごとに仕分けし、袋詰めをして卸業者に渡した。 一般的なMサイズは1個350円程度で、25日以降に店頭に並ぶ。昨季より1万5千本多い9万5千本の出荷が目標で、同グループの黒川章男(のりお)理事長(81)は「焼くととろみが出る夏の味覚を多くの人に届けたい」と話していた。
中国新聞社