「オレも彼女いるし~?」“イチャイチャ”横目に直立不動の“ソロペンギン”…真相は? モテるポイントも発覚 広島・福山市立動物園
広島の「福山市立動物園」で、愛を育むカップルペンギンと、その横で寂しそうにたたずむ1匹のペンギンがカメラにとらえられた。 “ソロペンギン”は、何かを背中で語るかのように微動だにしなかったという。 飼育員によれば、実は彼女がいると主張したかったのではないかと推測している。 【画像】どこか寂しそうな1羽のペンギン
カップルの横で…“ソロペンギン”が
広島・福山市の「福山市立動物園」で、お互いに羽繕いをする仲むつまじいペンギンのカップルがいた。 ペンギンにとって、羽繕いは愛情表現の1つなため、まさに“イチャイチャ”している状態だ。 しかし、すぐ横には、1羽でたたずむオスの“ソロペンギン”の姿があった。 イチャイチャする2羽を見て見ぬフリしているのか、斜め上を向いて直立不動で立っている。 そして、しばらくすると視線を感じたのか、イチャイチャしていた2羽が「スンっ」と、前を向いてしまう。 どこか寂しそうな1羽のペンギンだが、目撃した飼育員に話を聞くと、「たまたまこの時、1羽でいただけで、ペアの彼女はいる」という。 また、「横目に見ながら、『オレも彼女いるし』みたいな、背中で語っているようにも見えたかなという感じ」とペンギンの気持ちを代弁した。 この時、たまたま1羽だった“ソロペンギン”は、エサを食べ終えて日光浴をしているところだったのだ。
“包み込む”優しさがモテポイント?
また、飼育員は、「卵を温めるときにオスとメスで交代で温めるので、体の大きいオスの方がちゃんと卵を包み込んで温めてくれるから、大きいオスが選ばれやすいのかなという説がある」と、実はペンギンにも“モテるポイント”があると解説。 一度カップルになると一生添い遂げるといわれているペンギン。 周りを気にせず愛情表現を行うことが大切なのかもしれない。 (「イット!」 9月11日放送より)
イット!