がんと闘う友人を「スキンヘッドのウィッグ」で励ました俳優、サポートの仕方に批判が集まる...炎上の事態に
2024年10月、ステージ3の「非ホジキンリンパ腫」との診断を受けたデイブ・クーリエ(65歳)。先日、人気ドラマ『フルハウス』の共演者であるジョン・ステイモスが彼をサポートするためにスキンヘッドのウィッグを被り、ツーショット写真を投稿するも、ジョンのその行動に否定的なコメントが殺到。デイブはあらためて自身の想いを投稿し、彼を擁護した。 【写真】批判が殺到...「つるつる頭」のウィッグをかぶって加工した2ショット写真を見る
ウィッグをかぶり、がんと闘う友人をサポート
人気ドラマ『フルハウス』のジョーイおじさん役を演じ、一躍人気コメディアンへと階段をのぼっていった俳優デイブ・クーリエ。しかし先日、ステージ3の「非ホジキンリンパ腫(リンパ球の一部が、がん化した悪性リンパ腫の1つ)」であることを公表。そんなデイブをサポートするため、『フルハウス』のジェシーおいたん役で長年の友人であるジョン・ステイモスが、2024年11月18日に彼との写真をInstagramに投稿。 写真には、髪を剃ったデイブと連帯感を示すために、スキンヘッドのウィッグをかぶったジョンが写っており、キャプションにはこのようにつづられている。 「ウィッグをかぶり、フォトショップのスキルを駆使して、私の兄弟に愛と連帯感を示すのは、これ以上ないこと。とても強くて、前向きに対処している君に僕は心から感激している。君なら必ず乗り越えられるし、 一歩ずつとともに歩んでいけることを誇りに思う。愛してるよ」 そして最後に、デイブの妻メリッサについても「最高に素晴らしい」とメッセージを送った。2枚目の写真には笑顔でデイブの髪を剃るジョンの姿、3枚目の写真にはジョンとメリッサがデイブの頭にキスをしている姿が写っており、彼らの仲の良さが伺える。
ウィッグをかぶったジョンに非難の声も
同投稿には、ともにデイブをサポートする声やポジティブな反応も届いてはいるものの、“ウィッグ”をかぶるというジョンの行動に対しては、否定的なコメントが集まる結果に。 「ジョンは、本当に心からデイブをサポートしているわけではない。写真撮影のために、ただ“ポーズ”をとっているだけだ」 「ウィッグをかぶる? 友人を応援するために?」 「真のサポートを彼に示したいなら、実際に頭を剃ればいい。ゴムのウィッグをかぶるのではなくね」 ジョンに対する否定的なコメントを受け、デイブは次の日に自身のInstagramを更新し、彼を擁護するコメントを発表。 「がんの旅を始めたばかりなのに、否定的なコメントばかりで残念です。これは私たちの友情であり、非常に困難な時期を対処すべく、私たちらしく歩んでいる方法なのです。私はコメディアン、ユーモアこそが私の原動力。ジョンは私を元気づける方法を熟知しているし、彼がウィッグをかぶってやってきた時は心底大笑いしました。彼は真の愛すべき友人であり、兄弟なのです」 「私の言葉や行動に触発された多くの人たちが、マンモグラフィーや大腸内視鏡検査、前立腺検査を受けようと思うと言ってくれました。私は逆境に直面しても、笑い続けるつもりです。姉のシャロン、母のアーレン、そして姪のシャノンをがんで失ったとき、私たちはポジティブに生きようと努力し、最悪の状況でも互いに笑い合っていました」 「そして私はみなさんの助けになるために、がんの早期発見について広めることを選んだ。それが私という人間なのです。私が望んでいるのはみなさんの愛だけ」 同投稿には、2024年11月27日時点で5,850件以上ものコメントが寄せられており、デイブとジョンの友情、そしてデイブの前向きな姿勢に称賛の声が届いた。